僕等がいた

僕等がいた #26 (最終回)

東京へ行く矢野を見送る最終回。KS駅……ああ、釧路が舞台だったんですね。 矢野を待つと誓い、改めて竹内くんを振る七美。竹内くんも、一年間は七美に手を出さないと矢野に約束しますが、まあでも一年間は長いですからね。やっぱり近くにいる方が強いに決まっ…

僕等がいた #25

矢野の決断を、揺れながら待つ七美の回。 結局東京行きを決めた矢野ですが、七美に切り出すシーンが印象的でした。矢野からのクリスマスプレゼントとして、2人で旭川動物公園に行こうと提案された七美。クリスマスに一緒に居られる = 矢野は残る と思い込ん…

僕等がいた #24

母親に付いて東京に行くか、七美のいる北海道に残るか。自分にとって2人いる「ほっとけない女」のどちらを取るかで悩む矢野。一方、矢野の東京行きを聞いて激しく動揺しつつも、やっぱり矢野を前にすると素直になれない七美でしたが、仏様のようにやさしくカ…

僕等がいた #23

七美に自らキープくんの地位を申し出る竹内くん。七美は当然それをうまうまと承諾。だからそっちは修羅の道だと……。一方、矢野が学校に復活しても、ぎこちないままの矢野と七美。竹内くんの告白も微妙な影を落とし、仲直りも上手く行きません。そんな中、必…

僕等がいた #22

うわあ、状況が一気に混迷してきました。本当にまとまるのか、これ。 理屈が通っていないことを分かっていながらも、矢野を許すことができない七美。風邪で倒れた矢野を見舞いに行き、その玄関先で山本さんと大衝突。その後竹内くんにさんざん甘えた後で、「…

僕等がいた #21

山本さんのお母さんが倒れ、他に頼れる人のいない山本さんが矢野に助けを求めます。折しもその日は矢野と七美の初めてのお泊りになるはずの日でした。とまあそんなわけで、山本さんの最強にして最大の一撃が見事に決まり、磐石かと思われた矢野と七美の関係…

僕等がいた #20

「眼鏡の方がらしいよ、兎さん」 矢野が今いいこと言った。涙出てきたよ。 合コンで会った女の子に、一ヶ月だけでいいから付き合ってと言われる竹内くん。これで本当に付き合うことになったら、ちょっとお話の都合を感じなくもありませんが、まあ推移を見守…

僕等がいた #19

山本さんがっ……山本さんが眼鏡を取ったっ……! なんだかひどい喪失感に襲われました。 今回は七美のことをまだ諦め切れずに悩む竹内くんのお話。 「横恋慕略奪愛。正当化できる動機がひとつだけあるよ」 姉にそんなアドバイスを貰い、必死で答えを探す竹内く…

僕等がいた #18

七美が再び矢野をいたぶって追いつめて、ついに隷属を誓わせる話……に見えて困りました。うーん。男女が付き合うのに、ここまで心の奥底ほじくり返す必要がありますかね。七美の恋に対する真剣さを表しているんでしょうが、裏を返せば極端な支配欲の表れでも…

僕等がいた #17

仲直りの儀式として、奈々さんのことを話す会を開催する矢野と七美。なぜか竹内くんが付き添い。君なあ、ちょっと便利に使われすぎだと思うぞ。しかし、さあ話せと言われて矢野が話すはずもなく、奈々さんのことはなんとなくお流れ。むしろ、立場の弱い矢野…

僕等がいた #16

早いもの勝ち、と言わんばかりの勢いある展開でしたが、最終的には七美の本心が事態を決しましたね。中盤の山場として充実した回でした。絵コンテ:大地丙太郎。 矢野、実力行使!告白前の竹内くんを拉致監禁。き、汚ねえ。牧歌的なんてとんでもなかったです…

僕等がいた #15

夏祭りと文化祭を背景に、ジリジリと人間関係の温度が上がっていきます。爆発寸前、というこの感じがたまりません。 例え無二の親友を失う結果になろうとも、七美に思いを伝える決意を固める竹内くん。その時が近いことを聞き、やはり動きだしそうな矢野。そ…

僕等がいた #14

目の前でトンビにアブラアゲをかっさらわれた矢野はみっともなく右往左往。竹内姉を巻き込んで、竹内くんと七美を探し回ります。矢野に嘘を吹き込んでおいて、 「若さってうざいのよね」 と宣う竹内姉は腹黒くてかっこいい人。 七美を取り合うことになった矢…

僕等がいた #13

別れた矢野と七美。破局後の気まずい雰囲気も、実によく描写します。 落ち込んでいる七美を子犬で釣り、すかさず慰める竹内くん。策士ですねえ。一方合コン帰り、夜の2時半に竹内くんに夜這いをかける矢野。女々しい愚痴を延々吐き続けます。 「なんだかんだ…

僕等がいた #12

前回以来、七美に口もきいてもらえなくなった矢野。フォローのために花束を持って七美邸に突撃。マメだ。だからモテるんですよね。 仲直りのデートに海へ行く二人。思い出の場所に来たことで、奈々とのことがフラッシュバックしている矢野。奈々のことを吹っ…

僕等がいた #11

矢野、七美、山本さんの3者がついに激突。各キャラとも過不足なくその心情を描写してきているので、誰かを悪役にするわけでもなく、きちんと人間同士の感情のぶつかり合いを描けています。上手いなあ。 矢野邸に来襲した山本さん。えぐり込むように、矢野に…

僕等がいた #10

これも先週分です。 Aパートは山本さんスペシャル。山本さんの写真は矢野経由で山本さんのところに戻ります。真っ二つに破られて。写真がないことに気付き、あちこち探しはじめる山本さんや、破られた写真を前に、一人教室で泣きじゃくる山本さん。セリフは…

僕等がいた #09

初エッチ、未遂。え〜。 「順番に、脱いでく。てゆうか、脱がして」 「……ワァオ」 とかやった挙句、遂行直前に親帰宅というオチ。 しかしいつも通りの細やかな演出で、セックスに至る二人の心情を実に丁寧に描写していて、やっぱり見ていて悶え転がってしま…

僕等がいた #08

七美の厳しい追求を必死でかわし、山本さんとはなにもなかったと嘘をつく矢野。しかし、当事者の山本さんは勿論のこと、切れ者の竹内くんだってすべてお見通し。どちらも時限爆弾であり、どちらが先に爆発するかの問題でしかありません。 しかし、当面バカッ…

僕等がいた #07

矢野と七美の、ただ甘いだけではない恋愛模様の巻。矢野、七美のバカップルを中心に、矢野に惹かれている山本さんと、七美に惹かれている竹内くん。役者はこれで揃ったのかな。 竹内くんと七美の関係を疑い出す矢野。自分へのプレゼントのためとはいえ、七美…

僕等がいた #06

さあドロドロしてまいりましたよ。 ラブラブモード全開の七美と矢野。しかし、二人が同じ視点に立っているわけではないことが、段々と明らかになっていきます。Aパート、胸を触ろうとする矢野を押し止めたり、竹内に無神経な言葉を投げ付けたりするエピソー…

僕等がいた #05

付き合い始めた矢野と七美。ああ初々しい。悶えるような甘さ。ささきのぞみのモノローグがこれまた強力な兵器で、私はもう悶え殺されそうです。矢野の王子様ぶりもかっこいいですね。さりげなくスキンシップを求めるオトコノコらしさを見せるところもまた萌…

僕等がいた #04

文化祭の劇の準備。矢野につっかかる山本さんと、山本さんに何故か遠慮する矢野。相変わらず山本さんはいい。七美は矢野に「必要以上に庇わなくていい」と言われては、一気に距離を感じてうじうじ悩み、「もう口きかない」とか思ってみたり。恋してますねえ…

僕等がいた #03

夏休み。文化祭の劇の練習にも出て来ず、祭りにも顔を見せない矢野。矢野に会えないことに焦燥する七美。気を利かせてフォローを入れる竹内くんはいい人です。でもきっとインターセプト狙ってますね。やっと練習に出てきた矢野は、ずっと自分を見てると言っ…

僕等がいた #02

ああ、なんてこっぱずかしいんだ。これぞ少女漫画。あまりのこっぱずかしさに悶え転がってしまいます。 ストーリー展開は着々。ちょっと先が心配になるくらい高密度な展開ですが、混乱も詰め込み感もないのは、緩急自在のたいへん良く出来た絵コンテのおかげ…

僕等がいた #01

原作未読。実に正しい正統少女漫画のアニメ化です。これはいい。原作再現度が高いと思われる止め絵、淡い色使い、落ち着いた声質のモノローグ。これらが一体となって非常に完成度の高い紡木たく的少女漫画世界を作り上げています。素晴しい。Aパートのクラス…