僕等がいた #03

夏休み。文化祭の劇の練習にも出て来ず、祭りにも顔を見せない矢野。矢野に会えないことに焦燥する七美。気を利かせてフォローを入れる竹内くんはいい人です。でもきっとインターセプト狙ってますね。やっと練習に出てきた矢野は、ずっと自分を見てると言ってくれた七美に素直な心を見せ、七美の肩で泣きます。こういうシーンで二人の世界に入っちゃうと自動的にクラスメートが消えているのは、さすが少女漫画といったところでしょうか。
Bパートは矢野の夢の中で、矢野と山本姉との馴れ初めから二人が付き合い、山本姉が死ぬまでの回想。たいへん効率の良い脚本と演出で、見事に二人の関係と心情を描き出していきます。矢野が起きてからの七美との距離感の描写もうまい。
3話目も変わらず好調でした。山本姉 (奈々) のCVはゆりん。声優経験はほとんどなさそうですが、これまたアニメ擦れしていなくて、雰囲気に合ったいい演技です。