僕等がいた #16

早いもの勝ち、と言わんばかりの勢いある展開でしたが、最終的には七美の本心が事態を決しましたね。中盤の山場として充実した回でした。絵コンテ：大地丙太郎。
矢野、実力行使！告白前の竹内くんを拉致監禁。き、汚ねえ。牧歌的なんてとんでもなかったです。一方、当の七美は答えを出すことができずに、二人から逃げ回ります。
しかしまあ、汚い矢野や卑怯な七美にひきかえ、竹内くんの聖人君子ぶりの凄いこと。矢野の汚い手にもめげずに抜け出し、矢野に先んじて七美を発見 (あれどうやって見付けたんだろう)。そこで勢い込んで突貫するような真似はせず、ゆっくりと七美の本心を解きほぐしていきます。そして自分に勝機がないことを悟るや、綺麗に身を引く潔さ。
これで竹内くんは第一線から退いてしまうのでしょうか。だとしたらちょっと残念。そして、告白されないと判った途端に、お友達兼恋の相談相手として竹内くんをキープに走る七美の抜け目なさには笑いました。山本さんもなあ、この絶好のチャンスに何やってたんですか。七美に逃げられて意気消沈してる矢野を攻めればイチコロだったろうに。