2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ポルフィの長い旅 #26 「汽笛がきこえたら」

忍び込んだ貨物列車で眠りこけているうちに列車ごとシチリア島に運ばれてしまったポルフィくんが、シチリアとくれば当然という感じで、早速現地マフィアのお世話になる話。とりあえず、ゆで卵をもりもり食ってるマフィア兄さんのハードボイルドぶりに痺れま…

PERSONA - trinity soul - #26 (最終回) 「浮上する未来」

心の歪みの現れであるペルソナを、全て消し去ろうとしていた諒。しかし洵と結祈を連れて行こうとする諒に慎が抵抗して、という最終回。ペルソナの存在を巡る対立構図、と見るにはちょっと積み重ねが足りなくて、単に弟妹を取り合って取っ組み合う兄貴2人に見…

RD 潜脳調査室 #12 「光のない朝」

生まれつき全盲だった少女が、義体化して視力を得ることで代わりに失ってしまうもの。エイミーと読んで映海と書くんですか、またそのまんまな。1話で収めるにはやや大きすぎるテーマで、「障害者医療のあり方」みたいな読み方をしてしまうのはちょっと危険だ…

週刊少年サンデー 30号

谷古宇剛「★★★のスペシャリテ」。新連載66P。病弱で入院中の母を助けるため、定時制高校に通いながらバイトに明け暮れる主人公が、偶然紛れ込んでしまった料理店の厨房でフランス料理の厳しさと魅力に触れる、というはじまり。読切版からは大胆に設定を変え…

ポルフィの長い旅 #25 「小さな街の小さな友情」

カウロニアでの生活にも馴染んできた頃、突然ミーナの目撃情報が舞い込んでくるの巻。待望だったミーナの手がかりは、同時にカウロニアの人々とのお別れを意味する報せでもあり。こちらとしても新キャラたちに馴染みが出てきたところだったので、突然の別れ…

PERSONA - trinity soul - #25 「謂れなき喪失」

アヤネのクローン体が街で暴走を始め、人々がバタバタ倒れていく世紀末な富山の巻。濃厚な終末感と、ラス前の緊張感が良かったです。バトルはいまいちと感じることが多いこのアニメですが、こういった異常な状況の演出は毎回素晴らしいなあ。 一方慎は、くじ…

「紅」 #12 (最終回) 「われ存在り」

再戦で竜士を打倒した真九郎。しかし紫は真九郎と帰る道を選ばず、九鳳院で自分が自由に生きる道を切り開く決意を固めて。なんだかんだいっても最後には2人で五月雨荘に帰るエンドだと思っていたので、想像以上の成長を見せた紫には真九郎同様驚かされました…

RD 潜脳調査室 #11 「純正律」

若い頃にバイオリンをやっていた久島と、その弟弟子で今も久島を慕うバイオリニストの間で、バイオリンを預かってしまったミナモが板挟みにあうの巻。片や自分で返せばいいのにミナモにバイオリンを突っ返して困らせたり、片や海岸で体育座りしてしょぼくれ…

週刊少年サンデー 29号

田辺イエロウ「結界師」。断頭島編完結。とりあえず彩子さんが無事で安心しました。泣き落としでどうにか時音を繋ぎ止める良守には、何かグッとくるものがあったなあ。最後まで小憎らしくも格好良い夕上も良し。 若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。アイドル編…

ポルフィの長い旅 #24 「笑顔の帰る場所」

イラーリアとレベッカを強引に引き合わせるポルフィ。無神経にそんなことしちゃって、すわ刃傷沙汰かとハラハラしましたが、顔を合わせたら勝手に仲直りというお気楽なオチでした。あまりポルフィが役に立ったように見えませんが、いいのかこんなんで。 一方…

PERSONA - trinity soul - #24 「贖罪の楔」

1話まるまる回想編で、10年前の集団無気力症事件の巻。一応記憶を取り戻した慎の回想ということになっていますが、重過ぎる真実と宿命を一人で背負ってしまった諒の孤独にフォーカスが当たっていて、改めて諒の存在の大きさを思い知る話だったなあ。というか…

「紅」 #11 「われ思考う」

九鳳院に潜入するものの手酷い反撃を受け、紫にまで帰れと言われて敗走する真九郎一行の巻。口だけかと思ってたのに意外にも武闘派だった竜士に噴きました。自ら五月雨荘に乗り込んできただけのことはあります。やる気満々でリンにリベンジマッチを仕掛けた…

週刊少年サンデー 28号

田辺イエロウ「結界師」。良守に追い詰められたところで、夜城は口封じのためあっけなく殺されて、という本筋はともかく、一番印象的だったのは閃の「副長腰細ー!!」だったような気がします。ラッキーなやつめ! その後も身を挺して刃鳥さんを守ったりしてる…

RD 潜脳調査室 #10 「至高の話手」

メタルでよく当たると評判の占い師、而してその実体は人工無脳チャット用AIであるエライザに、波留が意識を囚われてしまい。コード配列に萌えて罠にかかるホロンも良かったですが、それ以上にソウタ先生の素晴らしい出オチぶりに感動しました。下半身がどん…

二十面相の娘 #08 「人間タンク」

池畠博史演出回で、Bパートで人間タンクが暴れ出してからのアクションが見所たっぷりでした。原画には崎山北斗、雨宮哲、そして松尾祐輔。チコがタンクを足場に跳ぶところから、迫りくるタンクにかけてのシーンは特に圧巻。迫るタンクのウネウネした線は崎山…

ポルフィの長い旅 #23 「ひび割れた人形」

しばらく農場に滞在することになったポルフィが、ギター兄ちゃんと女2人の、大人の恋愛事情に首を突っ込むの巻。こうやっていくつも地雷を踏んで、痛い目を見ながら大人の世界を学習していくんだなあ、ポルフィくんは。しかしポルフィ自身もあのタラシぶりを…

PERSONA - trinity soul - #23 「絆を抱いて」

活動限界をとうに超えていた叶鳴とのお別れ。絵に描いたようなお涙頂戴だし、出来過ぎた活動停止のタイミングとか全体のストーリー構成の中での位置付けとか、引っかかるところはあるんですが、ここまで美しく演出されたら仕方ありません。溶けない雪片とか…

「紅」 #10 「慣れの恐怖」

紫を奪われ落ち込む真九郎の再起の巻。落ち込み、諦念、カラ元気、そして決意に至る真九郎の心情の流れを正面から丁寧に描写していて、実に良かったなあ。 真九郎を取り巻く女性たちが総登場して、各々のやり方で真九郎を心配したり慰めたり励ましたりする描…

週刊少年サンデー 27号

田辺イエロウ「結界師」。夜城さんて女性だったんですか。面の内が見たいような、見たくないような。ともかく、時音の涙を見てブチキレた良守が絶界発動の巻。しかし良守くん、君は勘違いをしている。時音を泣かせたのは夕上の優しさなんだよ。このままだと…

RD 潜脳調査室 #09 「職」

ミナモとソウタの父が、メタルのシステムトラブルのスケープゴートにされてしまうの巻。ちと手垢の付いたサラリーマンの浪花節はともかくとして、淫乱書記長のツバメくんがソウタだったことにショックが隠せない! 何かひどく裏切られた気分だ……。

ポルフィの長い旅 #22 「線路はつづくよ」

電車の道行きでまたも年下の女の子を引っかけるポルフィくん、そしてギター兄ちゃんに付いてってカウロニアの農場へ。谷山紀章がなぜか英語で歌ってたりもしましたが、何より今回の見所は松尾佳子、山田栄子の揃い踏みだよなあ。鶴ひろみといい、歴代名劇ヒ…