2008-01-01から1年間の記事一覧

ポルフィの長い旅 #52 (最終回) 「この瞬間のために」

愁嘆場から一夜明け、意を決したローズはティファニーの元へ。そして2人の計らいで、ついに再会を果たすポルフィとミーナ、という最終回。ともあれ、無事の再会には胸が熱くなりました。良かった良かった。 しかしきっかり再会の瞬間で終幕し、エピローグを…

地獄少女 三鼎 #13 「六文燈籠」

シリーズの折り返し点に来たところで、閻魔あいが本格復活。一方ゆずきの周囲では親友の秋恵が、ある傷害事件が元で怨恨に巻き込まれて。犯人は憎いがその犯人を見逃した警察も憎い、そして署長への復讐劇を邪魔したゆずきも憎いという、捻れに捻れた依頼人…

週刊少年サンデー 4・5号

田辺イエロウ「結界師」。突然帰宅した正守が、良守に烏森を託す言葉を遺し残していくの巻。これまた濃厚な死亡フラグを立てやがって……。正守自身は無事に済んだとしても、刃鳥さんがますますヤバいよなあ。一方夜行では、扇七郎が六郎くんを拉致。捻れきっ…

ポルフィの長い旅 #51 「願い」

再会したザイミスと一緒に再び映画会社へ。しかしついに掴んだミーナへの手掛りは、同時にローズの嘘をも曝け出して、という話。ポルフィに問い詰められて、捨てられたくなかったと身も世もなく泣きじゃくるローズが、二重の意味で痛々しくてたまらん! 次回…

ポルフィの長い旅 #50 「うそ」

映画のポスターでついにミーナを見つけたポルフィ。しかしはしゃぐポルフィとは対照的に、ミーナが見つかったらポルフィが自分から離れていってしまうことが怖いローズは懊悩し、という話。ローズの事なんてパリでの腰掛け程度にしか考えていないポルフィと…

地獄少女 三鼎 #12 「真夏のグラフ」

日頃の怨みつらみを人物別のグラフにつけて、一番にゴールした者を地獄に流そうと考えている陰気な少年。しかしいざとなると踏ん切りがつかず、という話。周囲の何もかもが不満で、小声でいつもブツブツ文句を言ってるネクラくんにいやなリアリティがあって…

地獄少女 三鼎 #11 「滲んだ頁」

先週分。 小説を模倣したと見られる連続殺人を巡り、マスコミの餌食になった作者、インタビュー記事を改変された編集者、そして被害者の姉の3人が、示し合わせて集団地獄流しの巻。無責任なマスコミと、誰かを悪者に祭り上げて安心したつもりになる大衆心理…

ポルフィの長い旅 #49 「ランデブー」

ポルフィはローズと、ミーナはナタリーと、それぞれパリの寒空の下でデートの巻。「これでまた一歩、大人に近付けるわよ」とか言ってポルフィにデートの手ほどきをしていくローズが、やたらと犯罪臭くて大変でした。同棲してるのにわざわざ待ち合わせから始…

週刊少年サンデー 2・3号

田辺イエロウ「結界師」。扇一郎討伐を決意する正守。刃鳥さんがいい役どころでしたが、微妙に死亡フラグが立ったような気もします。一方墨村家では、次第に一家に馴染んでくる氷浦。シャーペンに興味津々な氷浦が異様に可愛いなあ。 若木民喜「神のみぞ知る…

ポルフィの長い旅 #48 「夢のかけら」

先週分。 店主と衝突してレストランをクビになったポルフィ。いよいよ全面的にローズねえさんに依存したヒモ生活に入るものの、些細なことからローズを怒らせて部屋を追い出されてしまい、というお話。一応ローズとティファニーの因縁を見せる回ではあるんで…

地獄少女 三鼎 #10 「鏡の中の金魚」

夫に振り向いて欲しくて、呉服屋に勧められるがままに着物を買い続ける母。父にはとうに愛想を尽かされていることを知りつつも、浪費を続ける母を見捨てられずにいる息子は、ある日呉服屋の本音を聞いてしまい、という話。全般に濃い目の画面作りで見応えあ…

地獄少女 三鼎 #09 「はぐれ稲荷」

先週分。 内気でクラスの中でも空気だったオカルト好きの少女。クラスメートに頼まれて行った呪いが偶然現実のものになったことから、生徒の間で評判になっていき、ついには呪殺を頼まれて、という話。人を呪うことでようやくクラスの中に居場所を見つけた少…

週刊少年サンデー 1号

田辺イエロウ「結界師」。新マスコットのニャンコ先生縞野さんが登場し、良守にドーピング修行を施す話。このクールなキャラはぜひ斑尾たちと絡ませてみたいところですが、この猫井戸の外に出られるんでしょうか。 若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。ちひろ編…

週刊少年サンデー 52号

田辺イエロウ「結界師」。古井戸でのまやかしの数々に苦戦する良守の巻。お姫様たちに囲まれ、「とのー」とか言われて組んずほぐれつという罠が素晴らしかったなあ。良守の歳でもちょっとヤバいんじゃないのという位のロリ姫もいましたが、いいんでしょうか…

週刊少年サンデー 51号

田辺イエロウ「結界師」。井戸の底で修行開始。わりとありきたりな精神修養に見えますが、実は幻覚以外にもどこかが鍛えられてたりするのかな。一方敵方には氷浦によく似た雰囲気の手下登場。あの耳の輪っかが本来の人格を封じてるとか? 若木民喜「神のみぞ…

地獄少女 三鼎 #08 「隣」

自己中なセレブ若奥様 VS. 騒音おばさん、究極の対決! というわけで、マンション内でのご近所トラブルの巻。お隣に過激な嫌がらせをしてくるおばさんは、(地獄少女では) 割とありふれたキャラなんですが、相手の若奥様が、ある意味より強烈なキャラで良かっ…

ポルフィの長い旅 #47 「新しい扉」

イザベラが既にパリを去ったことを聞かされるミーナ。そしてティファニー家で始まるお嬢様生活 (メイド付) と映画撮影の巻。イザベラは前回が最後の出演だったんですね。ミーナの為を思い黙って立ち去ったイザベラの心中を、イザベラ自身を描かずに描写する…

コミックフラッパー 12月号

原作:室井滋、作画:たきむらりゅう「東京バカッ花」。室井滋の自伝エッセイをコミカライズした新連載。愛嬌のあるキャラ絵とトーンを使わない暖かみのあるタッチで、少し懐しい感じのするたきむらりゅうの画風が、昭和50年代の大学というノスタルジックな…

週刊少年サンデー 50号

田辺イエロウ「結界師」。古井戸の中に隠されていた修行場へ。本格的な修行編に入るのかな? このまま素直に修行達成して覚醒、とは行かないんでしょうけど。あと今回は、「お前にしか分からないことがある。俺はそこを信用している」という正守の部下殺しな…

地獄少女 三鼎 #07 「うそつき」

父親が蒸発し、母親の実家がある町に出戻ってきた母子。体裁を繕うため、母親が病気で療養中であるという嘘を強要された息子は、良心の呵責と母への同情の板挟みにあって、という話。誰を流すのかがまた焦点になりましたが、今回はわりと予想がつけやすかっ…

ポルフィの長い旅 #46 「パリのめぐり逢い」

ローズねえさんとの同棲生活を始めるポルフィ。一方ミーナは、今をときめく大女優ティファニー (CV:林原めぐみ) に見初められて、思わぬチャンスを掴むことに。 というわけで、大きな転換点となりそうなお話だったんですが、むしろポイントはその前にあった…

ポルフィの長い旅 #45 「路地裏に咲く薔薇」

パリのギリシャ料理店で働きはじめたポルフィが、店でトラブルを起こした女性、ローズと知り合いになる話。女優を目指してパリに来たものの、夢破れたらしく今は夜のお仕事をしているローズ。女優志望繋がりというところでミーナとの接点が出来るのかな? そ…

地獄少女 三鼎 #06 「わたしのセンセイ」

骨女を巡り、女の子同士の恋の鞘当て。「人を呪わば穴二つ」を地で行くお話でしたが、今回メインになっていたのはむしろギャグの方だったような気がします。冒頭からきくりの地獄幼女、一目連のナルシスト自爆ときて、コントで大ハッスルするターゲット & ブ…

ポルフィの長い旅 #44 「勇気をあげる」

何もかも失い、ついに降りしきる雪の中行き倒れたポルフィくんが、偶然通りかかったアレッシアに拾われて、マウストゥマウスで勇気を注入される話。先週の予告でアレッシアの再登場は予想してましたが、まさかこんなねっとり濃厚なキスシーンを拝めるとは思…

地獄少女 三鼎 #05 「うつせみ」

生徒の祖母に謂れなき因縁をつけられ、執拗なクレームを受ける女性教師。その祖母は前の学校でも要注意人物だったということで、周囲も理解を示してはくれるのだが、というお話。教師と生徒の人間関係に焦点をあてていく舞台作りが上手く、引き込まれました…

週刊少年サンデー 49号

田辺イエロウ「結界師」。一難去って後始末の巻。着々と氷浦との信頼関係を築く良守ですが、これはもう後の悲劇的展開への前振りにしか見えないなあ。あと、そんな2人を見て冷静でいられない閃ちゃんが今回も可愛かったです。 若木民喜「神のみぞ知るセカイ…

ポルフィの長い旅 #43 「友よ」

写真、工具と大切なものを次々と無くしてきたたポルフィに、更に降りかかるアポロの死。「ギリシャから一緒に来たのは、もうお前だけになっちゃったよ」とか、お前が変なフラグを立てるからだよポルフィ! マスコットキャラの死という重大エピソードを、あり…

地獄少女 三鼎 #04 「兄貴」

気弱ないじめられっ子だった少年が、強くて正義感のあるお兄さんに出会うことで変わっていくが、という話。予告があんまりだったので期待していたのですが、今回の脚本はいまいちだったかなあ。盲信が幻滅と同時に身勝手な殺意に引っくり返るというのはまま…

週刊少年サンデー 48号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。インターミッション回かと思いきや、ハクア編延長戦。ハクアのツンデレぶりも見事でしたし、桂馬との仲を嫉妬するエルシィも存在感があって良かったです。やっぱり嫉妬してこそのラブコメヒロインですよね。ところで単行本…

週刊少年サンデー 47号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。駆け魂に乗っ取られてエルシィを追いつめるハクア、しかし肝心の桂馬は動けずという状況で、ついにエルシィが動く! そっちか! というわけでハクア編完結。エルシィとハクアのキスが来るのかとドキドキしながらページをめ…