僕等がいた #11

矢野、七美、山本さんの3者がついに激突。各キャラとも過不足なくその心情を描写してきているので、誰かを悪役にするわけでもなく、きちんと人間同士の感情のぶつかり合いを描けています。上手いなあ。
矢野邸に来襲した山本さん。えぐり込むように、矢野に強烈な言葉のパンチを浴びせる姿は実に怖いです。しかしそんなのはただの前座でした。矢野の家の玄関から現れ、矢野をかばって現彼女であることをアピールする七美と、「全部昔の話だし。高橋さんには何の関係もないこと」と「過去」を武器に七美に切りつける山本さん。矢野を挟んだ女の戦いに、背筋が凍る思いです。
2年前の回想シーンで「初めてだよ。怖気づいた?」とか言っちゃう山本さんは異様に萌えます。そして例の服をはだけた山本さん。しかしあの図、結局ナニが役に立たなかったという解釈でいいのかな?そりゃあ矢野も触れたくない過去だわ。
「隠し事はなし」と言いながら、結局言えない秘密を持っていた矢野を責める七美。翌日、矢野のコスいフォローに気を許したふりをして、すかさずクギを刺す七美が怖い。根負けした矢野は、ついに山本さんとやったことをバラしてしまいます。
次回は第一次破局。さあ、竹内くんはどう動く?