コミックフラッパー 12月号

原作:室井滋、作画:たきむらりゅう「東京バカッ花」。室井滋の自伝エッセイをコミカライズした新連載。愛嬌のあるキャラ絵とトーンを使わない暖かみのあるタッチで、少し懐しい感じのするたきむらりゅうの画風が、昭和50年代の大学というノスタルジックな…

週刊少年サンデー 50号

田辺イエロウ「結界師」。古井戸の中に隠されていた修行場へ。本格的な修行編に入るのかな? このまま素直に修行達成して覚醒、とは行かないんでしょうけど。あと今回は、「お前にしか分からないことがある。俺はそこを信用している」という正守の部下殺しな…

地獄少女 三鼎 #07 「うそつき」

父親が蒸発し、母親の実家がある町に出戻ってきた母子。体裁を繕うため、母親が病気で療養中であるという嘘を強要された息子は、良心の呵責と母への同情の板挟みにあって、という話。誰を流すのかがまた焦点になりましたが、今回はわりと予想がつけやすかっ…

ポルフィの長い旅 #46 「パリのめぐり逢い」

ローズねえさんとの同棲生活を始めるポルフィ。一方ミーナは、今をときめく大女優ティファニー (CV:林原めぐみ) に見初められて、思わぬチャンスを掴むことに。 というわけで、大きな転換点となりそうなお話だったんですが、むしろポイントはその前にあった…

ポルフィの長い旅 #45 「路地裏に咲く薔薇」

パリのギリシャ料理店で働きはじめたポルフィが、店でトラブルを起こした女性、ローズと知り合いになる話。女優を目指してパリに来たものの、夢破れたらしく今は夜のお仕事をしているローズ。女優志望繋がりというところでミーナとの接点が出来るのかな? そ…

地獄少女 三鼎 #06 「わたしのセンセイ」

骨女を巡り、女の子同士の恋の鞘当て。「人を呪わば穴二つ」を地で行くお話でしたが、今回メインになっていたのはむしろギャグの方だったような気がします。冒頭からきくりの地獄幼女、一目連のナルシスト自爆ときて、コントで大ハッスルするターゲット & ブ…

ポルフィの長い旅 #44 「勇気をあげる」

何もかも失い、ついに降りしきる雪の中行き倒れたポルフィくんが、偶然通りかかったアレッシアに拾われて、マウストゥマウスで勇気を注入される話。先週の予告でアレッシアの再登場は予想してましたが、まさかこんなねっとり濃厚なキスシーンを拝めるとは思…

地獄少女 三鼎 #05 「うつせみ」

生徒の祖母に謂れなき因縁をつけられ、執拗なクレームを受ける女性教師。その祖母は前の学校でも要注意人物だったということで、周囲も理解を示してはくれるのだが、というお話。教師と生徒の人間関係に焦点をあてていく舞台作りが上手く、引き込まれました…

週刊少年サンデー 49号

田辺イエロウ「結界師」。一難去って後始末の巻。着々と氷浦との信頼関係を築く良守ですが、これはもう後の悲劇的展開への前振りにしか見えないなあ。あと、そんな2人を見て冷静でいられない閃ちゃんが今回も可愛かったです。 若木民喜「神のみぞ知るセカイ…

ポルフィの長い旅 #43 「友よ」

写真、工具と大切なものを次々と無くしてきたたポルフィに、更に降りかかるアポロの死。「ギリシャから一緒に来たのは、もうお前だけになっちゃったよ」とか、お前が変なフラグを立てるからだよポルフィ! マスコットキャラの死という重大エピソードを、あり…

地獄少女 三鼎 #04 「兄貴」

気弱ないじめられっ子だった少年が、強くて正義感のあるお兄さんに出会うことで変わっていくが、という話。予告があんまりだったので期待していたのですが、今回の脚本はいまいちだったかなあ。盲信が幻滅と同時に身勝手な殺意に引っくり返るというのはまま…

週刊少年サンデー 48号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。インターミッション回かと思いきや、ハクア編延長戦。ハクアのツンデレぶりも見事でしたし、桂馬との仲を嫉妬するエルシィも存在感があって良かったです。やっぱり嫉妬してこそのラブコメヒロインですよね。ところで単行本…

週刊少年サンデー 47号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。駆け魂に乗っ取られてエルシィを追いつめるハクア、しかし肝心の桂馬は動けずという状況で、ついにエルシィが動く! そっちか! というわけでハクア編完結。エルシィとハクアのキスが来るのかとドキドキしながらページをめ…

ポルフィの長い旅 #42 「奪われた愛」

アヌシーの自動車修理工場で働き始めたポルフィでしたが、ひょんなことから脱獄囚マリアンヌ (CV:富永みーな) の逃走劇に巻き込まれ、更には彼女の我が子奪還作戦に協力することに。仕事にありついて少しは生活も安定するのかと思ったのに、そうは行かないと…

ロザリオとバンパイア CAPU2 #03 「母と子とバンパイア」

ファンタジアグロス回で、ハイレグ気味なパンツラインとすらりと伸びた脚が主張する山内則康作監回 (大和田直之と連名)。2期では多分初めて一部にコウモリ規制が入りましたが、山内則康が本気を出しちゃったからなんでしょうか。

地獄少女 三鼎 #03 「腐った果実」

現在人気急上昇中のアイドル歌手と、かつて彼女に苛められて歌手の道をあきらめた少女。成功を掴むことで一回り大人になり、かつての仕打ちを謝罪するアイドルでしたが、という話。苛めた方には過去の話でも苛められた方にはそうじゃない、しかし地獄に流し…

週刊少年サンデー 46号

田辺イエロウ「結界師」。呪いを外そうとしたら烏森が暴走。あの声は烏森の主ってことでいいのかな。いずれ姿も見せてくれるんでしょうが、果たしてウロ様みたいなのが出てくるのか、ダイダラボッチが出てくるのか。せっかくだから幼女タイプに期待しておこ…

ポルフィの長い旅 #41 「南フランスの家族」

忍び込んだトラックの運転手、サミュエルの家に連れてこられたポルフィ。サミュエルの子供たちと仲良くなるものの、一家の暮しぶりの貧しさと、自分がそこにかけている負担に気付いて居たたまれなくなったポルフィは、逃げるように家を飛び出して。サミュエ…

地獄少女 三鼎 #02 「籠ノ鳥」

電気屋の若奥さんに憧れている少年、明。思い募るあまりに覗き見をした明は、夫に折檻を受けている奥さんの姿を目撃して、という話。中二少年らしい独り善がりで頭でっかちな正義感と、地獄通信が結び付いて生み出された悲劇、という筋立てはともかくとして…

週刊少年サンデー 45号

田辺イエロウ「結界師」。夜行の女の子の初々しい反応を勘違いして、ちょっとときめいたらしい良守が良かったです。確かに女の子には滅多にモテないもんなあ、良守くんは。偶にモテたと思えばジュリアだし、まともなのは神田さんくらい? 男相手なら結構簡単…

キャシャーン Sins #01 「終末の世界で」

軽く安彦良和なみの、と言いたくなる程の超絶ロリガキ作画! さすがは馬越嘉彦。

ポルフィの長い旅 #40 「国境を目指して」

絵描き志望だけど口ばかりで家の手伝いをしようとしない青年、そして追剥と、立て続けにロクデナシの男に出会ってしまい、すっかり人間不信に陥ったポルフィくん。次に出会った野菜売りの男にフランスまで乗せて欲しいと言えず、荷台に忍び込んで越境しよう…

地獄少女 三鼎 #01 「奪われた少女」

閻魔あいが地獄行きになった後、人間社会に溶け込んでそれぞれの生活を送っていた三藁の元に、ある日お迎えがやって来る……というわけで、満を持して (?) わたなべひろしが監督となり始まった地獄少女の3期目。2期ラストで閻魔あい絡みの因縁を全て消化した…

ロザリオとバンパイア CAPU2 #01 「再会とバンパイア」

半年のインターバルを置いての第2期。相も変わらぬユルユルでパンツ満開な内容に癒されていたら、EDに度肝を抜かれましたよ。踊るOP・EDはすっかり一般的なものになりましたが、これは振付・演出センス、作画にかけられた労力とも一級品の出来。身体の動きは…

とらドラ! #01 「虎と竜」

「うるさいうるさい!」 「この犬!」 というわけで、J.C.STAFFのロリ釘宮アニメがまた一本。スタッフも完全に開き直ってやってるんだと思いますが、確かな安定感と、拭い様もない既視感と。 初回を見た限りでは軽めのラブコメなノリですが、監督:長井龍雪…

RD 潜脳調査室 #26 (最終回) 「リアルドライブ」

気象分子の活動を止めるため、メタルの停止を決断をするソウタ。一方深層へとダイブしていったハルは、 "海の記憶" の中で久島との再会を遂げる、という最終回。久島の意識は海の中に溶け込み、ソウタはホロンに腕輪を渡し、そしてハルは久島と一緒に行こう…

週刊少年サンデー 44号

渡瀬悠宇「アラタ カンガタリ 〜革神話〜」。渡瀬悠宇の新連載51P。最初「かわしんわ」と読んで何だこりゃと思いましたが、これで「アラタ カンガタリ」と読ませるんですね。以前掲載された数学パズルものの読切とは打って変わって、神話系ファンタジーとい…

ポルフィの長い旅 #39 「君へと続く道」

フランス国境の程近くまで来たポルフィくんが、あてどなく道端に立つケバい女の人に会うの巻。ええとまあつまり娼婦さんなわけですが、本っ当に自重しないなこのスタッフは! 路銀は底をつき、ひもじさと孤独で望郷の念は募るばかりのポルフィくんに、「いつ…

RD 潜脳調査室 #25 「ラストダイブ」

ラス前。二度と戻れないかもしれない大深度ダイブへの覚悟を決めたハルと、それを見送るミナモのランチデートの巻。静かにハルを見送る覚悟を決め、自らの進む道も定めたミナモの性徴成長ぶりを衣装や演技付けで見事に演出していて、見応えありました。まあ…

ポルフィの長い旅 #38 「風に散る」

ミーナが持っているはずの形見の時計をノミの市で見つけたポルフィくんが、しつこい問い詰めで屋台の親父を怒らせてしまうお話。普段はここまで空気読まない奴でもないのに、ミーナが絡むと途端に見境がなくなるのが悪い癖です。こうして無用の摩擦を抱えて…