ポルフィの長い旅 #41 「南フランスの家族」

忍び込んだトラックの運転手、サミュエルの家に連れてこられたポルフィ。サミュエルの子供たちと仲良くなるものの、一家の暮しぶりの貧しさと、自分がそこにかけている負担に気付いて居たたまれなくなったポルフィは、逃げるように家を飛び出して。サミュエル一家の生活をどうにかする力など勿論なく、その場を取り繕うことすらできずに、ただ出て行くしかないポルフィの無力さ。これはまたシビアな話だなあ。やたらダンディな結婚詐欺師が出てきたのは、少しでも重苦しさを払おうという配慮だったんでしょうか。
ローマ以来、杳として足取りの掴めなかったポルフィくんですが、今回のラストで辿り着いた街は南フランスのアヌシーですね。EDにも出てくる島の宮殿が目印。トリノ辺りからアルプス越えしたということかな。相変わらず地図なしの旅を続けているポルフィくんですが、うっかりスイスに行っちゃわなくて良かったね!