コミックフラッパー 12月号

原作:室井滋、作画:たきむらりゅう「東京バカッ花」。室井滋の自伝エッセイをコミカライズした新連載。愛嬌のあるキャラ絵とトーンを使わない暖かみのあるタッチで、少し懐しい感じのするたきむらりゅうの画風が、昭和50年代の大学というノスタルジックな舞台にマッチしていて良いです。
D.P「ポコとあそぼう」。……雑誌買い間違えたのかと思った。1年前に休刊したパピポで連載されていて、既刊単行本3冊のポコシリーズがなんとフラッパーで仕切り直しの新連載。どこかが拾うんじゃないかとは思っていましたが、一般誌とはなあ。人型ペットというケモミミ尻尾付きの女の子型動物を飼うことに憧れていた主人公が、偶然拾った狸の子のポコを飼い始めたものの、期待に反してポコはいつまでたってもチンチクリンのまま、という出だしで、エロ抜きになったことを除けば従来のポコシリーズを踏襲した展開。エロ誌上では、ポコが大きくなったらエロ突入という流れでしたが、今回はこのまま小ポコメインのギャグをベースにするんでしょうか。
別冊付録に和田慎二「忍者飛翔」の「飛翔とね太郎」完結編。で、この巻末に和田慎二のお友達な漫画家達が寄稿しているんですが、新谷かおる柴田昌弘竹本泉が揃ってネギに突っ込みを入れてたのに爆笑しました。