週刊少年サンデー 44号

渡瀬悠宇「アラタ カンガタリ 〜革神話〜」。渡瀬悠宇の新連載51P。最初「かわしんわ」と読んで何だこりゃと思いましたが、これで「アラタ カンガタリ」と読ませるんですね。以前掲載された数学パズルものの読切とは打って変わって、神話系ファンタジーというお得意のフィールドでの新連載となりました。そのためか、初回ながら実に安定感のある内容。後は週刊ペースに対応できるかどうかですね。初回を見た感じでは少年誌適性も全く問題なし。巻頭カラーで全裸幼女、その6P後には主人公が女湯にドボンという、初手から出し惜しみのないサービスぶりには感動しました。いや、露骨な性描写という観点では少年誌の遥か先を行っている少コミからの参戦ですから、こんなものは序の口と考えておくべきかもしれません。ともかく期待です。
若木民喜神のみぞ知るセカイ」。自分のミスで駆け魂を逃がしてしまった事をエルシィには内緒にしたいハクアと、駆け魂狩りに関する確かな情報が欲しい桂馬がタッグを組んで駆け魂捜索。的確な推理でハクアの先手を取り続ける桂馬がヤバい位にカッコいい! 落とす気なくてもこれですか、さすが神様。