週刊少年サンデー 4・5号

田辺イエロウ「結界師」。突然帰宅した正守が、良守に烏森を託す言葉を遺し残していくの巻。これまた濃厚な死亡フラグを立てやがって……。正守自身は無事に済んだとしても、刃鳥さんがますますヤバいよなあ。一方夜行では、扇七郎が六郎くんを拉致。捻れきっていた心が、ようやく解けた瞬間を狙ったかのように連れ戻されてしまう、六郎くんの運命が余りにも無情だ。
若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。桂馬とママの一日デートの巻。息子と一緒のお買物にときめく麻里さんが可愛いのなんの。しかし何がすごいって、今回のエピソードにおける母子関係が、レギュラーエピソードのヒロイン攻略とほとんど同じ文法で描かれていることでしょう。さすがは落とし神、母親だって容赦なしだぜ！ ……というよりは、桂馬にとって攻略対象のヒロインがどういう存在なのかを示唆してるように思います。