地獄少女 三鼎 #11 「滲んだ頁」

先週分。
小説を模倣したと見られる連続殺人を巡り、マスコミの餌食になった作者、インタビュー記事を改変された編集者、そして被害者の姉の3人が、示し合わせて集団地獄流しの巻。無責任なマスコミと、誰かを悪者に祭り上げて安心したつもりになる大衆心理、しかしその被害者までもが「悪者」を求めて……。易きに流れたがる人間の業をどこまでもブラックな展開で、しかしシニカルに描いていて、実に面白かったです。脚本:高木登。あと個人的に、ゲストの女性キャラ2人がどちらも眼鏡っ娘だったので、無駄にテンションが上がりました。