ポルフィの長い旅 #49 「ランデブー」

ポルフィはローズと、ミーナはナタリーと、それぞれパリの寒空の下でデートの巻。「これでまた一歩、大人に近付けるわよ」とか言ってポルフィにデートの手ほどきをしていくローズが、やたらと犯罪臭くて大変でした。同棲してるのにわざわざ待ち合わせから始めるし、お別れにはキスまで要求するし! しかし一見ポルフィを手玉に取っているように見えて、その実ポルフィが与えてくれる温もりに溺れている、孤独に倦んだローズの内面が透けて見えてきて、胸に痛いお話。現代的なテーマだよなあ。