コゼット
キャラ視点が大幅に増えて、群像劇になってきましたね。今回は大きくなったガヴローシュくん再登場。あまり変わってません。鍛冶屋に預けられていたガヴローシュでしたが、夜逃げしたテナルディエの借金主に追われて、シュシュを連れてモンフェルメイユを離…
話はがらっと変わって、前回顔見せしたマリウスくんが主役のお話。訳あって父の元を離れ、祖父ジルノルマンに育てられた青年、マリウス。祖父から父の悪い話ばかり聞かされて育ったマリウスですが、父の死後その遺書を読んで、自分から離れていった父の真意…
修道院に入ったジャン・ヴァルジャンとコゼット。コゼットは女子学校でたくさんの同年代の友達ができ、ジャン・ヴァルジャンは庭師として満たされた生活を送ります。 男の人のことなど考えただけでも罪とされる厳格な修道院内とはいえ、子供たちの心まで縛れ…
庭師として正式に修道院に入るために、一度は修道院を出なければならなくなったジャン・ヴァルジャン。男子禁制の修道院内、外には待ち構えるジャヴェールという状況の中、棺桶に入ってまんまと脱出に成功。しかし運命の悪戯でフォーシュルヴァンの目論みが…
ジャヴェールに追われたジャン・ヴァルジャンとコゼットが逃げ込んだ先は修道院。そこで思いがけず再会したのは、ジャン・ヴァルジャンが市長だった時に馬車の下敷きになっていたところを助けた男、フォーシュルヴァンでした。男子禁制の修道院であれば警察…
さよならゴルボー。ゴルボー屋敷での穏やかな生活もつかの間、ついにジャヴェールに尻尾を捕まれたジャン・ヴァルジャン。コゼットを連れ、夜のパリへと逃げ出すものの、ジャヴェールの追跡の手が迫り、という話。 貧しい者を見過ごせないジャン・ヴァルジャ…
ようやくパリに到着したジャン・ヴァルジャンとコゼット。ゴルボー屋敷という小汚いアパートで愛の巣を作ります。四六時中コゼットと一緒にいて、読み書きを教えたり夕方の公園を散歩したりする生活に、かつてない安息を覚えるジャン・ヴァルジャンは幸せい…
パリへ向かう逃避行の続き。警察から逃げ回りながらの旅の中、自分がコゼットと共にいることで、コゼットにこのまま日陰者の人生を送らせてよいものかどうか悩むジャン・ヴァルジャン。一度はシスター・サンプリスにコゼットを預けようかと思い立ちますが、…
ジャン・ヴァルジャンとコゼットの愛の逃避行。ゴスロリなコゼットがジャン・ヴァルジャンに全幅の信頼を寄せて、あれこれ食わせてもらったり抱きついたり足を手当てしてもらったりする姿をじっくり鑑賞する回。視聴者を萌え殺す気マンマンです。黒ロリ姿は…
夜遅くにワーテルロー亭にやってきた小汚いおじさん。金にあかせてコゼットにいい思いをさせてやります。そして翌朝、いきなり大金を積んでコゼットを引き取ろうと言い出す謎のおじさん。やはり現代の目で見てしまうとアレですなあ。 知力と (ほんの少しの) …
鍛冶屋の家に奉公に出されたガヴローシュと、それに付いて行ったシュシュ。ついにワーテルロー亭での味方がいなくなってしまったコゼットに、テナルディエ一家の厳しい仕打ちが降りかかります。一方ジャヴェールの追跡をかわし、コゼットの元へと向かうジャ…
モントルイユ・シュル・メールに戻ったマドレーヌ。ファンティーヌを見舞ったらすぐコゼットを迎えに行く心積りでしたが、時既に遅し、逮捕状を携えたジャヴェールが市長宅に乗り込んできます。そしてジャヴェールの心ない言葉にショックを受けたファンティ…
シャンマチウを救うのか、コゼットを迎えに行くのか、葛藤するマドレーヌをたっぷりと描いたAパートはたいへんに重かった。もっと聖人君子っぽく悩むのかと思いきや、自分が自由になれることを考えていたり、シャンマチウにも罪はあると自分に言い聞かせてみ…
マドレーヌ市長の一存で放免となったファンティーヌでしたが、体は既に病魔に冒され、もう長くはありません。市長は急いでコゼットを呼び戻そうとするものの、これをいい金ヅルと見たテナルディエ夫妻は大金をふっかけて、コゼットを返そうとしません。自ら…
ファンティーヌの堕ちっぷりがすごすぎるー。少しずつ、少しずつ身を堕としていくファンティーヌの、ビジュアル、心理両面での執拗な描写に圧倒されます。原作の展開は一部省略されましたが、それでも軽くトラウマになりそうなくらいの出来で、もう充分とい…
宿の客にパリの話を聞き、花の都に憧れるエポニーヌ。幼いころパリに居たことがあるらしいコゼットに嫉妬し、大きなバッグを引きずってパリに行こうと家出します。結局家のすぐ近くで迷子になっちゃうエポニーヌが、あまりにいじらしくてやばかった。一方コ…
子供がいることがばれて工場を解雇されるファンティーヌ。さあ始まりましたよファンティーヌの転落。どこまで堕としてくれるやら、恐れ半分、期待半分。ファンティーヌはマドレーヌ市長に直訴に行くものの、折悪しくジャヴェールの追求に心労のかさんでいた…
相変わらずどん底生活なコゼットと、少しずつ今の生活が脅かされていくマドレーヌ、ファンティーヌ。じわじわ追いつめられていく展開が堪りません。横綱相撲な脚本で、安心してみていられますね。 荷馬車の下敷きになった老人を助けるため、持ち前の怪力で荷…
村に来た新しい神父と会い、自分の名前の綴りを教えてもらうコゼット。テナルディエ夫妻のところに来た母からの手紙を拾い、自分の名前を見付けます。しかし神父もテナルディエ夫妻の外面にまんまと騙され、コゼットの救いにはならないのでした。一方、同級…
児童虐待全開! 箒で何度も引っぱたかれ、倒れて動かないコゼット。さすがに直接的な暴力描写は避けましたが、それにしたってラストシーンがこれというのは相当にきつい。名作劇場にはつきもののマスコット登場をダシにしてこんな虐待描写をしてしまうところ…
マドレーヌが、自身の過去であることを隠して語るジャン・ヴァルジャンの話。ジャン・ヴァルジャンの生い立ち、ミリエル司教との出会い、そして更生という原作でも馴染み深いところを、2分ちょっとで意外にあっさりと流しましたね。一方コゼットの方は、テナ…
10年ぶりに復活した世界名作劇場。やっぱりハウス食品がスポンサーなんですね。とりあえず第1話は、どっしり腰の据わった脚本・演出で、作画も申し分なし。期待できるスタートです。 パリで職を失い、幼い娘のコゼットを連れて仕事を探しに田舎へやってきた…