レ・ミゼラブル 少女コゼット #19 「預けられたコゼット」

庭師として正式に修道院に入るために、一度は修道院を出なければならなくなったジャン・ヴァルジャン。男子禁制の修道院内、外には待ち構えるジャヴェールという状況の中、棺桶に入ってまんまと脱出に成功。しかし運命の悪戯でフォーシュルヴァンの目論みが崩れ、本当に埋められそうになってしまい、という話。ジャン・ヴァルジャンの息詰まる状況 (文字通りだ) と、一人ぼっちのコゼットの不安という流れが最後に一つになってクライマックスを迎える展開で、たいへん見事な盛り上がりを見せましたね。
「預ける」という言葉に敏感に反応し、フォーシュルヴァンの小屋を抜け出して隠れてしまうコゼット。かつてファンティーヌが自分をテナルディエの所に預けていった時にどうなったかを思えば、まあ無理もないことです。一方コゼットを想う一念で仮死状態から自力で復活してしまうジャン・ヴァルジャンは色んな意味ですごかった。まさにロリコンの鏡。
そして次回予告になんかパラダイスが映っていたのですが、少女コゼット・女子寄宿舎編がついにスタート? 美味しすぎるぜジャン・ヴァルジャン