レ・ミゼラブル 少女コゼット #17 「迫り来るジャヴェール」

さよならゴルボー。ゴルボー屋敷での穏やかな生活もつかの間、ついにジャヴェールに尻尾を捕まれたジャン・ヴァルジャン。コゼットを連れ、夜のパリへと逃げ出すものの、ジャヴェールの追跡の手が迫り、という話。
貧しい者を見過ごせないジャン・ヴァルジャンの性格が裏目に出て、施しをする浮浪者として有名人になっていたというのは皮肉な話です。そして浮浪者に扮したジャヴェールとジャン・ヴァルジャンの邂逅シーンは、ジャヴェールの熱い想いがついに通じたのかと思うと感慨もひとしおで、別の意味でもドキドキ。

「いや、そんなはずはない。あの男があんな場所に居るなんて。あの男のことばかり考えているから、そう見えただけだ。きっとそうだ」 (ジャン・ヴァルジャン)

ある意味相思相愛ですよね。