レ・ミゼラブル 少女コゼット #05 「ジャヴェールの疑惑」

相変わらずどん底生活なコゼットと、少しずつ今の生活が脅かされていくマドレーヌ、ファンティーヌ。じわじわ追いつめられていく展開が堪りません。横綱相撲な脚本で、安心してみていられますね。
荷馬車の下敷きになった老人を助けるため、持ち前の怪力で荷馬車を持ち上げてしまうマドレーヌ市長。それを見ていたジャヴェールは、市長が怪力で知られるジャン・ヴァルジャンではないかという疑惑を深めます。
テナルディエ夫妻に隠れて、神父さんのところで字を習っているコゼット。教会でトロンとも知り合いになっています。物陰から仲の良い2人を見て嫉妬に身を焦がすエポニーヌが、テンプレ通りで実にいいです。そしてエポニーヌの嘘でまた折檻されそうになるコゼットでしたが、シュシュの大活躍で事無きを得ます。ていうかシュシュ知能高すぎ。中に人間が入ってるとしか思えません。更にコゼットを背に乗せ疾走するシュシュ。便利な犬だなー。
一方ファンティーヌの怪しげな振舞いに疑惑を持ち始める工場の仲間、ゼフィーヌ。探りを入れるためにファンティーヌの部屋を訪ねます。丁度コゼットへの手紙を書いていたファンティーヌ。手紙は隠したものの、鏡に写ったブロッターから「Cosette」の文字を読み取ってしまうゼフィーヌ。