レ・ミゼラブル 少女コゼット #21 「マリウス・ポンメルシー」

話はがらっと変わって、前回顔見せしたマリウスくんが主役のお話。訳あって父の元を離れ、祖父ジルノルマンに育てられた青年、マリウス。祖父から父の悪い話ばかり聞かされて育ったマリウスですが、父の死後その遺書を読んで、自分から離れていった父の真意、そして父が自分を愛していたことを知ります。父が仕えていたナポレオンに興味を持ち、次第に祖父の言うことに疑問を持つようになったマリウス。ついには祖父と衝突し家を飛び出して、といったところ。
そんなわけでマリウスくんが青臭いのはよく分かったけど、どうやってコゼットと絡んでくるのだろうと思っていたら、意外なところでマリウスとテナルディエに接点が。その線かー。今回脇役だったコゼットですが、友人たちがそれぞれの道を歩みはじめるにつれ、コゼットも自分の将来を考えるようになります。修道院を出る日も近いのでしょうか。しかしコゼットも変わりましたが、ジャン・ヴァルジャンも老けたなあ。