PERSONA

PERSONA - trinity soul - #26 (最終回) 「浮上する未来」

心の歪みの現れであるペルソナを、全て消し去ろうとしていた諒。しかし洵と結祈を連れて行こうとする諒に慎が抵抗して、という最終回。ペルソナの存在を巡る対立構図、と見るにはちょっと積み重ねが足りなくて、単に弟妹を取り合って取っ組み合う兄貴2人に見…

PERSONA - trinity soul - #25 「謂れなき喪失」

アヤネのクローン体が街で暴走を始め、人々がバタバタ倒れていく世紀末な富山の巻。濃厚な終末感と、ラス前の緊張感が良かったです。バトルはいまいちと感じることが多いこのアニメですが、こういった異常な状況の演出は毎回素晴らしいなあ。 一方慎は、くじ…

PERSONA - trinity soul - #24 「贖罪の楔」

1話まるまる回想編で、10年前の集団無気力症事件の巻。一応記憶を取り戻した慎の回想ということになっていますが、重過ぎる真実と宿命を一人で背負ってしまった諒の孤独にフォーカスが当たっていて、改めて諒の存在の大きさを思い知る話だったなあ。というか…

PERSONA - trinity soul - #23 「絆を抱いて」

活動限界をとうに超えていた叶鳴とのお別れ。絵に描いたようなお涙頂戴だし、出来過ぎた活動停止のタイミングとか全体のストーリー構成の中での位置付けとか、引っかかるところはあるんですが、ここまで美しく演出されたら仕方ありません。溶けない雪片とか…

PERSONA - trinity soul - #22 「依り代」

稀人たちの最期。まあ8割方自滅だったような気もしますが。九条とその陰謀を打倒するクライマックス展開だったはずなんですが、もう怒涛の展開すぎて頭が付いていかなかったなあ。沙季があっさりリバース死体になっちゃったのはショック。とりあえず稀人関連…

PERSONA - trinity soul - #21 「残刻」

洵を拉致したものの肝心のペルソナは出ず、万策尽きた稀人たちの苦悩の巻。追い詰められても冷静さを失わない有働、自分たちの行為に疑問を持ち始めている沙季、投げやりなペッタリ、狂気に侵される椎葉と、稀人たちのキャラが丁寧に描写されているのが良か…

PERSONA - trinity soul - #20 「おもいで」

結祈モードの洵と慎が学校をサボってデートの巻。慎に甘える洵 (結祈) の可愛らしさったら! 兄妹でありかつ身体は男という、2重に背徳的な構図を持った洵 (結祈) というキャラの魅力が極限まで発揮されていて、いやもう、堪らんです。 また表面上は穏やかに…

PERSONA - trinity soul - #19 「帰還者」

富山湾近辺の蒸発事件の行方不明者が、精神と肉体が一致しない状況で現れる事件が続発、そして小さい頃に蒸発した拓朗パパが若い女の姿で帰ってきて、という話。積み残していた拓朗の背景エピソードを消化しつつ (やっぱり家族の欠落なんだな)、次回の兄貴帰…

PERSONA - trinity soul - #18 「沈む夢」

赤い服の少女ことアヤネが能登声で喋った、と思ったら慎は悪夢を見せられ、洵は唇を奪われた! なんてこったい! 前回の予告で洵キュンがエロいこと言ってたのはこういう訳ですか!? 幻覚と意味深な台詞が飛び交うBパートは極めて難解で、正直何が起こった…

PERSONA - trinity soul - #17 「風の里にて」

手負いの洵を運び込んだめぐみの実家で、弟の死にまつわるめぐみのトラウマ克服の巻。いいお話だったなあ。稀人関与とはいえ、偶然に近い形で同じシチュエーションの事故がまた起こってしまうあたりに作劇の強引さを感じなくもないですが、まあいいか。しか…

PERSONA - trinity soul - #16 「解放の子と治癒の聖霊」

制御剤の取引現場で、慎たちが稀人と交戦の巻。はじめは慎1人だったものの、真田に反発していた拓朗、めぐみ、そして何故か呼んでもいない洵、叶鳴まで現れて、なんだかんだで全員集合という無理矢理な展開に笑いました。あっと驚く助っ人登場な展開も、3度 …

PERSONA - trinity soul - #15 「明日を閉ざすもの」

他人ん家に侵入して勝手にチャーハン作ってる怪しい男に、慎が状況説明を受ける巻。これまで明示的な説明を極力避け続けてきたこのアニメで、ギョッとするくらいストレートな説明台詞のオンパレードに面喰らいましたが、大きく動くであろう終盤戦に向けて状…

PERSONA - trinity soul - #14 「狭間の彷徨」

2クール目から第2章開始という感じで、半年後に飛び季節は夏。映子さんは死亡、そして行方不明になった兄貴を追い続けている慎の巻。 慎と洵が寮住まいになっていたり、拓郎と沙季がアフロ同士 (?) 仲良くなっていたりと時間の経過を感じさせる一方で、いま…

PERSONA - trinity soul - #13 「朱に染まる雪原」

死亡フラグをバッキバキに立てて小松原との決戦に臨む兄貴。ペルソナ勝負で刺し違えるまではいいとして、その後暴走した兄貴のペルソナが、追ってきた映子さんを射殺! あああ、なんとも救いようのない展開。兄貴の方も胸に大穴開いてましたが、子安が元気に…

PERSONA - trinity soul - #12 「救済者」

寮長の戌井と兄貴とが意外な線で繋がってたと思ったら、稀人の親玉であるストレンジラブ博士小松原が登場し、神郷兄弟との因縁が明らかに。これで長い間謎だった兄貴まわりの人間関係がようやくクリアになってきたなあと思いきや、次回予告で兄貴にどでかい…

PERSONA - trinity soul - #11 「依存の定義」

いきなりアバンで公開オナニーショーが始まって目を疑いましたが、ヤク中というかオナニー猿というか、とにかくそんな感じで重度の影抜き依存症になってしまった叶鳴のリハビリ生活の巻。男達の視線を浴びながら悶え、快感を求め友人を裏切り、挙句に沙季と…

PERSONA - trinity soul - #10 「影は薄暮に微笑う」

前回と同じ一日、慎がデートに行っている間のその他の面々を描写する回。めぐみ、叶鳴はアフロのペルソナ特訓に付き合わされ、諒と洵は家を訪ねてきた沙季と映画にお出かけ。放送事故かと不安にさせる冒頭シーンを始め、所々に前回と同じカットを挟んでいく…

PERSONA - trinity soul - #09 「海からの呼び声」

休日に慎と映子姉ちゃんが2人でドライブ。海に出たらいつの間にかくじらの羽根に囲まれていて、という話。慎くんの年上のお姉さん好き好き光線があんまり眩しくて、観てる間中悶えまくりでした。映子姉ちゃんが兄貴に惚れてることは何となく察しているのか、…

PERSONA - trinity soul - #08 「クスノキの下で」

謎の美女転校生が来てからというもの、怪奇現象が頻発するようになった学園。原因を探るため、慎たちが夜の学園を探検の巻。アバンの軽いギャグといい、「しゅるっとしてまんなあ」といい、アフロくんがネタキャラとして大活躍。あとお尻にサボテンを刺す一…

PERSONA - trinity soul - #07 「私という他者」

一日署長のお礼に貰ったチケットで、いつもの面子に洵、田坂先輩の6人 (プラス1) で、海辺の宿へ一泊旅行。海辺を散策したり定番のお風呂でバッタリがあったりと、前回に続いて息抜き回かと思わせて、実はめぐみもペルソナ持ちだったという衝撃の事実が判明…

PERSONA - trinity soul - #06 「署長が消えた日」

一日署長の日に誘拐事件が発生。しかしその頃、本物の署長はなぜか熊になっていた! とまあそんなわけでインターミッションなコメディ回でしたが、こういう回でも脚本の練り込みを疎かにしないところがこのアニメらしいなあ。いやあ笑った、面白かった。 「…

PERSONA - trinity soul - #05 「強いられた結合」

「2人っきりで?」 「はい。さっき学園の裏手へ……」 「それって! ……ヤリに行ったんじゃ」 「ヤリに、ですか?」 「ヤッたこと、あるんですか?」 「えっと、その……とにかく行こ!」 「……気持ちイイのに」 そんな女子高生2人の会話に大興奮。キミらそのアブ…

PERSONA - trinity soul - #04 「くじらのはね」

「出ていけ」の一点張りな諒に、慎は反抗し洵は家出するものの、最終的には兄弟の絆を確認、という話。 とりあえず今回は洵の女体化に尽きますかね。これまでの演出からして、死んだ双子の妹の魂が洵に宿っているということなんでしょうが、あるいは、普段は…

PERSONA - trinity soul - #03 「マレビト」

カラオケボックスでの影抜きレイプは守本さんのイヤボーン発動で阻止されるものの、相手の一人がリバース死体となり警察沙汰に。署で会った兄貴には即刻街を出て行けと命令され、所轄の刑事には兄貴の持つ裏情報を持ち出すよう唆され、その帰りには謎の組織…

PERSONA - trinity soul - #02 「影抜き」

次男の転校初日。各人のペルソナを引き出す「影抜き」という危険な行為がはやっている転校先の高校。友人となったアフロ君と影の抜きっこしたり、クラスメートの女子2人がチンピラに捕まって影抜きされそうになったり。女子キャラが登場早々レイプの危機とい…

PERSONA - trinity soul - #01 「特A潜在」

原作知識なし。とりあえず第1話は、まだ導入部ながら無駄なく煮詰められた脚本と確かな演出・作画で、先を期待させるのに充分な出来でした。松本淳はこれが初監督でしょうか。I.G系の硬派な演出が決まっています。 しかしあれですね、A-1 Picturesはおお振り…