RD 潜脳調査室 #10 「至高の話手」

メタルでよく当たると評判の占い師、而してその実体は人工無脳チャット用AIであるエライザに、波留が意識を囚われてしまい。コード配列に萌えて罠にかかるホロンも良かったですが、それ以上にソウタ先生の素晴らしい出オチぶりに感動しました。下半身がどんな状態になっていたのか気になるぞ!
波留 (HAL)+対話するAI→「2001年宇宙の旅」→チェス→「鏡の国のアリス」、あるいはエライザアリス というパスティーシュの流れがなかなか洒落ていて、面白い脚本でした。ハルとエライザの対話シーン、ヴィクトリア朝風の白い部屋は、作中でも触れられているように「2001年」のパロディ。この対話シーンでは、偏執的に対称性に拘るキューブリックのレイアウトまでパロディしてるのが芸の細かいことです。絵コンテ・演出:吉原正行作監:川面恒介のP.A. worksグロス回で、全体的に細かいキャラ芝居が良かった。