電脳コイル

電脳コイル #26 (最終回) 「ヤサコとイサコ」

デンスケの助けを借りて現実に帰還したヤサコ。そして、かつて自分のために作られた電脳治療空間「4423」に囚われそうになるイサコを、ヤサコが引き戻します。居心地よく作られた閉塞世界から、痛みの伴う現実へと。 例によって説明台詞の羅列にはなったもの…

電脳コイル #25 「金沢市はざま交差点」

金沢にあるはざま交差点からコイルドメインに入ったヤサコが、猫目の追撃をかわしつつイサコを目指す展開。ラス前ということで目まぐるしい伏線回収がありましたが、あんまり展開が忙しくて、それぞれがどんな意味を持っているのかいまいち把握出来ませんで…

電脳コイル #24 「メガネを捨てる子供たち」

怒涛の展開から一夜明け、じっくりとデンスケ追悼編。母は失意のヤサコに手に触れるものだけを信じろと言い、メガネを取り上げるけれど、でもメガネを外したって胸の痛みは消えなくて。 メガマスの嘘情報に踊らされて、子供たちからメガネを取り上げる親たち…

電脳コイル #23 「かなえられた願い」

総集編を挟んでの復活。デンスケを救うために、コイルドメインを探すヤサコとイサコの巻。猫目のうまい話を罠と知りつつ、それでも僅かな可能性に縋ろうとして、あるいは全ての発端が自分にあることに対する罪の意識から、どんどん危険な方へと身を沈めてい…

電脳コイル #22 「最後のコイル」

明らかになるオジジの過去、実はキーキャラだったデンスケの危機、街を遊弋するサッチー2.0から逃げ回りと、実に盛り沢山な回でした。でもラストのヤサコの胸チラで全部吹っ飛んだような。ライダースーツを着るオバちゃんの胸揺れや、タケルくんのお兄ちゃん…

電脳コイル #21 「黒いオートマトン」

メガマスに切り捨てられたイサコ様が一転大ピンチの巻。学校でのクラスメートからの疎外……は今までとたいして変わりませんが、心の拠り所だった兄の存在が実は植え付けられた幻だった (かもしれない) というのはなかなか厳しい。「たとえ記憶が幻の同義語で…

電脳コイル #20 「カンナとヤサコ」

電脳体があちら側に行ってしまったハラケンを助けるため、ヤサコ、イサコ、オバちゃんの3人が共闘。おお、燃える展開です。4年前の後悔を今も引きずっている女と、去年の後悔を引きずっている女に助けられて、もう後悔しないように鍵穴の向こうに行くヤサコ…

電脳コイル #19 「黒い訪問者」

イリーガル共が徘徊する人外魔境と化した小此木家で、京子を抱えながら逃げ惑うヤサコとフミエの巻。実にホラーな逸品でありました。 イリーガルとは何なのか、その行動の目的は? 電脳体が分離するとはどういう状態なのか、その状態でメガネを取ったらどう…

電脳コイル #18 「異界への扉」

イサコが開いた扉の奥、「あちら側」で、カンナとおぼしき黒い影を見るハラケン。一方でイサコにも制御できなくなった扉は、その夜ヤサコの家の中に出現。京子 (の電脳体) が黒い影に誘われて、扉の向こうに連れ去られ、という話。終盤の怪談風味な展開が怖…

電脳コイル #17 「最後の夏休み」

水着回だと思ったのに、信じてたのに……っ! そんなわけでハラケン回。カンナが「あっち側」でまだ苦しんでいるのではないかという脅迫観念に取り憑かれていたハラケン。ヤサコの説得も効を奏さず、むしろ孤立を深めます。一方でキラバグ狩りを続け、ついに鍵…

電脳コイル #16 「イサコの病室」

4423というキーワードを介し、イサコとヤサコの接点が明らかになる話。久しぶりにイサコさん登場。ドSなイサコさんなら、こそこそ自分の周囲を嗅ぎ回っているヤサコなんか完膚なきまでに叩きのめすかと思ったら、しばらく見ないうちに随分丸くなっちゃったよ…

電脳コイル #15 「駅向こうの少年」

駅向こうで出会ったタケル少年と一緒に、ヤサコが幼い頃の記憶を辿ろうとする話。タケルくんの語る、メガネでしか見えない場所、古い空間のこと。あの実際にはもう家になっちゃってるけど、道が見えていたところなんかがそうだったんですかね。でもあれだと…

電脳コイル #14 「いきものの記録」

フミエの弟、アキラが地道に記録していた姉の加虐行為の証拠映像を開陳するという、素晴らしい形式のキャラ紹介 & 総集編。2週休んで特番の次は総集編と、本編が4週連続お休みというのにさすがにゲンナリきましたが、終盤には新パート、猫目とハラケンの接触…

電脳コイル #13 「最後の首長竜」

デンパが密かに空き地で可愛がっていた首長竜型イリーガル、クビナガ。空き地にビルが建つことになり、デンパ、ヤサコ、ハラケン、フミエの4人がクビナガを安全な場所に移送しようと大奮闘の巻。ここ3話のイリーガル編はどれもドラえもん的というか、藤子・F…

電脳コイル #12 「ダイチ、発毛す」

サブタイと前回の予告からして、今回は何かしらやらかすだろうとは思っていましたが、さすがにこんなのが来るとは思ってませんでしたよ。奇作、怪作、傑作。ダイチたちのメタバグ探しの途中で偶然感染してしまったヒゲ型イリーガルが、キス魔の京子を媒介に…

電脳コイル #11 「沈没!大黒市」

今日も今日とてメタバグ探しに精を出すダイチが、偶然捕まえた魚型のイリーガルを育てていたら際限なく大きくなって大事に、という話。街を飲み込んでいく巨大水空間というスペクタクルな展開が面白かったです。水の作画表現がまた素晴らしかった。市街地を…

電脳コイル #10 「カンナの日記」

キラバグと結合して更に強くなったイサコさまはサッチーを瞬殺し、肝試しの夜は終了。黒客を追われたダイチはデンパと元祖黒客を結成し、ヤサコたちはカンナの手掛りを頼りに町を探索。辿り着いたカンナの日記を読んで涙するハラケン。 謎が謎を呼ぶ展開は相…

電脳コイル #09 「あっちのミチコさん」

生物部 (+大黒黒客クラブ) の親善合宿、そして夜の学校でスーパー肝だめし大戦。しかし生物部と黒客の派手な戦闘を隠れ蓑にして、イサコは学校に出現したキラバグ=ミチコさんを追跡し、そんなイサコをオバちゃんが監視、という複雑な構図の回。しかし今週…

電脳コイル #08 「夏祭りそして果たし合い」

終業式、そして夏祭り恋模様。なんだかんだ言って手下が自分以外の女に懸想しているのは気に食わないのか、ダイチくんの純情を力で踏み躙るイサコさまのサディストぶりが極まっていたり、ハラケンが一人で影背負ってたりしましたが、とにかく今回は浴衣回。…

電脳コイル #07 「出動!コイル探偵局」

手下ども引き連れて廃工場でイリーガルを召喚するイサコさまと、ペット探索にやって来たヤサコたちがハチ合わせ。ひょんなことからイサコとヤサコが密室に閉じ込められて、という話。とかく高いところでふんぞり返るのが好きだったり、サドっ気まる出しでヤ…

電脳コイル #06 「赤いオートマトン」

夏休みに、ヤサコとフミエがサッチーを自由研究の巻。そしてハラケンが抱えていた静かで熱い思い。黒バイクの女はてっきりイサコの関係者かと思っていましたが、その正体はなんとハラケンのオバちゃんにしてサッチーの親玉でありました。大黒市の空間管理室…

電脳コイル #05 「メタバグ争奪バスツアー」

前回の一件以来金欠な黒客クラブの面々を、メタバグの鉱脈という情報でいいように操るイサコさん。結局その力で、大黒市黒客クラブの女王様の座に。まあダイチくんたちも幸せそうだし。黒客クラブで一番使えそうだった四年はフミエの弟でしたか、成程。そし…

電脳コイル #04 「大黒市黒客クラブ」

転校早々に棘を剥き出して協調性ないところを見せつけるイサコさんに、悪ガキ共が悪戯をして返り討ちに遭うお話。光弾の雨あられにホーミングミサイルまで飛び交うド派手なサイバー合戦がたいへんな見応えでした。しかしメガネは、授業中は禁止にした方がい…

電脳コイル #03 「優子と勇子」

優子と勇子が、サッチーから逃げ回りつつデンスケ争奪合戦。優子はなんとかデンスケを奪還し、勇子の方はデンスケから分離したイリーガルを相手になにやら不思議な儀式を執り行うものの失敗。フミエがメガばあの指令で勇子の謎を追おうとしていた矢先、勇子…

電脳コイル #02 「コイル電脳探偵局」

フミエに連れられて行ったメガネの駄菓子屋、メガシヤはヤサコの引越し先であり、そこの主、メガばあはヤサコのおばあちゃん。ウイルスに冒されたデンスケの治療と引き換えに、コイル電脳探偵局の8番目のメンバーとして加入させられるヤサコ。 2話目は世界説…

電脳コイル #01 「メガネの子供たち」

遅れてきた今期の期待作。原作・脚本・監督:磯光雄。第1話は期待通りの出来でした。 電脳メガネごしに、様々な仮想ガジェットにアクセスできる近未来。大黒市に引越してきた姉妹が、この街の様々な不思議を体験する、というようなはじまり。バーチャルリア…