電脳コイル #25 「金沢市はざま交差点」

金沢にあるはざま交差点からコイルドメインに入ったヤサコが、猫目の追撃をかわしつつイサコを目指す展開。ラス前ということで目まぐるしい伏線回収がありましたが、あんまり展開が忙しくて、それぞれがどんな意味を持っているのかいまいち把握出来ませんでした。とりあえず4423はイサコ兄ではなくイサコ自身のカルテIDだったそうですが (先週の「22」はイサコ兄を示す4422のことか)、ではイサコが兄から4423の呼び名を教えてもらった記憶はなんだったのか。そして猫目がラスボスっぽくなってきましたが、猫目の動機である怨恨はヤサコたちとは交わりそうにありませんし、どう結着を付けるのか。なんにせよ最終回に期待です。
作画的には、飛行形態となったタマと2.0の空中戦が素晴らしかったです。普段はどちらかというと地味な芝居に労力を割いてきたアニメですが、ラス前にきて派手派手なアクション。

「父さんはイマーゴを開発して、世界で初めて人間の集合無意識を電脳空間化したんだ」 (猫目)

イマーゴの開発者が猫目父、というのはいいとして、「集合無意識 (集合的無意識) を電脳空間化した」というのは、単に「電脳体が分離する」のとは意味が違うような。ミチコサンはコイルドメイン接触した者たちの集合的無意識が生み出した生命体であるとか、そういう展開?

  • 金沢編が空振りでがっかり。確かに黒ヤサコ様の一端は垣間見えましたが、私が期待していたのはこんな生温いもんじゃなくて……
  • 「に、兄ちゃんやめようよ。あの子は……」「黙れ! いい加減にしないとその口をふさぐぞ!」どうふさぐんですか猫目兄!