電脳コイル #17 「最後の夏休み」

水着回だと思ったのに、信じてたのに……っ! そんなわけでハラケン回。カンナが「あっち側」でまだ苦しんでいるのではないかという脅迫観念に取り憑かれていたハラケン。ヤサコの説得も効を奏さず、むしろ孤立を深めます。一方でキラバグ狩りを続け、ついに鍵を揃えたイサコ。「あっち側」に行くため、ハラケンはイサコに取引を持ち掛けて、という話。
イサコ相手にせよハラケン相手にせよ、おせっかいして空回るのはヤサコの性格のようですが、他者の内面に踏み込むヤサコの姿勢にデリカシー不足や無神経を感じてしまうのが、脚本の意図した通りなのかどうか。今回のハラケンも、内心ムッとして心を閉ざしたようにも見えるんですよね。馴れ馴れしいヤサコから距離を取り、イサコに近付くハラケン。イサコに男を奪われたと知ったとき、金沢以来封印してきた黒ヤサコ様が覚醒する! とかいう話になったら面白そう。