あさって

あさっての方向。 #12 (最終回) 「ここにいること」

からだを連れ戻しに、海辺の町にやってきた尋と椒子。椒子の述懐を聞いているうちに、またも罪悪感から突発的な家出衝動にかられて走り出すからだでしたが、徹允の「好きだ!」で正気に戻ります。尋とも再び兄妹として関係を結び直し、みんなで叶町に帰還。 …

あさっての方向。 #11 「そこにある現在」

徹允の一途な思いに打たれたからだは、自分がからだであることを徹允に告白。しかし信じては貰えず、むしろ徹允を怒らせてしまいます。徹允の夢、朝食の卵焼きと順調にフラグを立てていたので、バカな徹允なら普通に信じるかと思いましたが、ここにきて徹允…

あさっての方向。 #10 「本当の名前」

海辺のペンションで再会するからだと徹允。思い出の砂浜を2人で歩きます。どうしてそこまでしてからだを捜すのかと問われた徹允は、そうとは知らず、からだに告白。 その後、雨に当たって熱を出した徹允。看病するからだは、徹允のエロい寝顔に欲情。今回も…

あさっての方向。 #09 「みちしるべ」

1話で海水浴をした町に辿り着いたからだは、人のいい夫婦が経営するペンションで住み込みのアルバイトにありつきます。一方絵はがきの消印に (ようやく) 気付き、尋を問い詰めた徹允は、からだの出奔を知り、街に捜しに出ます。 そして、喫茶店で尋をとっち…

あさっての方向。 #08 「あさっての方向」

家を飛び出し、街に出たからだの回。 Aパートは、からだの子供らしい無力さを丁寧に描写。現代日本版「本当は怖い魔女の宅急便」といったところ。働く場所も住む所も見付からないのはまあ当たり前として、中身12歳であんな田舎暮しじゃ警戒心も薄いだろうか…

あさっての方向。 #07 「二人のつかのま」

尋の誕生日に、からだと椒子がケーキ作り。からだとの共同作業を通して親密感を覚えていく椒子。からだへの嫉妬の感情も消えたわけではないけれど、それより椒子にとっては得難い友人となりました。みんなでケーキを食べて、今回もまた3人で仲良く締めか、と…

あさっての方向。 #06 「夏の永遠」

ずーっと放置プレイされていた徹允くんの回。 からだを捜して五百川宅に押し掛けた徹允くんが大人のからだと対面し、二人で一日町めぐり。いつバレるのかとヒヤヒヤものでしたが、今回はバレることなくお別れ。とはいえ実年齢なりに脇の甘いからださんは、た…

あさっての方向。 #05 「帰るところ」

前回まででからだと尋の関係に一段落ついたので、今回は椒子の掘り下げ回。演出は今回も安定して高く、ストーリー運びも着々。作画も良好で、たいへん充実しています。 尋のアパートにやってきて、3人での生活を始める椒子。夜は3人川の字になり、夕方になれ…

あさっての方向。 #04 「信じてほしい」

目の前の女性がからだであることを納得できない尋。すったもんだの末に、尋が大人のからだを受け入れるお話。 成長したからだの身体を盗み見る尋の視線がエロいな。いちいち張り出した胸とかお尻とかを強調するカメラワークが素晴らしいです。血の繋がってな…

あさっての方向。 #03 「あたらしい生活」

実によくできていますね。一つ一つのシーンでの丁寧な演出と心理描写に、引き充分のストーリー。作画、美術も引き続きいい出来。好調です。 大小逆転状態での新生活を始める椒子とからだ。見た目と中身が逆転した椒子とからだの、ギャップを生かしたコメディ…

あさっての方向。 #02 「すれちがい」

身体の大きさが逆転すると同時に、実年齢相応に泣きじゃくってなにもできなくなるからだと、(表面的には) 確りした精神状態を取り戻す椒子。前回の大人気ない椒子と、大人なからだとは好対照ですね。一方小学生が行方不明というのに、警察にも届けず周囲にも…

あさっての方向。 #01 「願い石」

原作未読。田舎町の夏、海、二人暮らしの兄妹、再会した男と女。落ち着いたストーリー展開と丹念な心情描写に感心していたら、ラストでとんでもないどんでん返しが。 ロケーション、小林プロの美術と、空気感を演出する道具立ては申し分なく、完成度が非常に…