あさっての方向。 #05 「帰るところ」

前回まででからだと尋の関係に一段落ついたので、今回は椒子の掘り下げ回。演出は今回も安定して高く、ストーリー運びも着々。作画も良好で、たいへん充実しています。
尋のアパートにやってきて、3人での生活を始める椒子。夜は3人川の字になり、夕方になればお手々つないでお家に帰る姿は、もうどう見ても親子です。身体も大きくなって、いよいよ家事全般に威力を発揮するからだに対し、なかなか役に立てない子供の椒子。尋からも子供扱いを受け、大人になったからだの魅力の前では、もはやライバルにすらなれません。色々とわだかまりを持ちながらも、とりあえず現状の子供の自分を受け入れていく椒子、という回。
子供のころに友達と遊んだ記憶がない椒子。これも椒子が取り戻したかった過去なんでしょうね。一方、からだが尋とばしばしフラグを立てていっていることも、椒子にとっては心穏やかではありません。からだの胸に視線が行って挙動不審になる尋とか。
今回初登場のちょっとおせっかいなお姉さん、琴美 (CV:小清水亜美)。どうストーリーに絡んでいくんでしょうね。徹允の2つ上の幼なじみということですが、徹允自身が今のところストーリーにあまり絡めていませんし。