ポルフィ

ポルフィの長い旅 #22 「線路はつづくよ」

電車の道行きでまたも年下の女の子を引っかけるポルフィくん、そしてギター兄ちゃんに付いてってカウロニアの農場へ。谷山紀章がなぜか英語で歌ってたりもしましたが、何より今回の見所は松尾佳子、山田栄子の揃い踏みだよなあ。鶴ひろみといい、歴代名劇ヒ…

ポルフィの長い旅 #21 「ドーラとの別れ」

ポルフィにかつて亡くした息子の姿を重ねていたドーラが、ポルフィを引き止めようとリュックを隠してしまう話。長い間悲しみに囚われ続けてきたドーラの狂気が、迫力あって良かったです。ところでポルフィくん、「ドーラさん、結婚してたんだ……」ってどうい…

ポルフィの長い旅 #20 「洞窟の街」

電車に乗ってブリンディシを離れ、北を目指したポルフィ。ところが気がつくとなぜか西に向かっていて、辿り着いたのは石造りの街、マテーラ。乗り過したのか、あるいははじめから乗る電車を間違えていたのか、なんにせよどこに行くかすら決めてなかったポル…

ポルフィの長い旅 #19 「イタリアの港で」

イタリアの港町、ブリンディシに到着したポルフィが、ツナギを着たガタイのいいお兄さんに暗い路地に引きずり込まれる危ないところを助けられるの巻。気ばかり焦って無計画に飛び出そうとするポルフィに、順序立てた行動の大切さや、世間に揉まれて生きる心…

ポルフィの長い旅 #18 「さよならギリシャ」

ついにギリシャを離れ、イタリアへ向かう船旅の巻。さあ孤独な一人旅の始まりだと思っていたのに、早速斎藤千和声のニュー妹をゲットするポルフィくんの早技ぶりには嫉妬しました。なるほど、妹捜しの旅ってのはつまり、何人現地妹を作れるかという挑戦の(ry…

ポルフィの長い旅 #17 「真っ白な旅立ち」

盲の老婆にミーナがイタリア行きの船に乗ったと聞いたポルフィが、船賃を稼ごうとペンキ塗りの仕事をする話。老婆の話を聞き、地震後初めて嗚咽するポルフィ。老婆との出会いは、ミーナの足取りがどうこうというよりは、ポルフィがずっと蓋をしてきた家族の…

ポルフィの長い旅 #16 「海の向こうへ」

港町でフラフラしているうちにイタリア行きの船に乗ってしまったミーナが、流れ者の一家に拾われるお話。この流れ者一家は、踊り子兼占い師のイザベラさんはともかく、その夫と親父がイカサマポーカーで食ってるというのは名劇らしからぬダーティ加減ですが…

ポルフィの長い旅 #15 「想い出を抱きしめて」

別々の家族に引き取られそうになったポルフィとミーナ。2人で救護所から逃げ出そうとするものの、ミーナがはぐれて町に出てしまい、という話。 そんなわけで、ついに別離イベント発生。離れ離れになりたくない想いが、より悪い結果を生んでしまうやるせない…

ポルフィの長い旅 #14 「ぼくはミーナを守る」

ミーナのために自分が頑張らなければと、表向き明るさを取り戻すポルフィ。地震後ふさぎ込んでほとんど喋らなくなってしまったミーナを連れて、崩れた家を見に行く話。 一家団結していた頃でさえ厳しかったこれまでの生活を充分に見せられているだけに、今の…

ポルフィの長い旅 #13 「失ったもの残ったもの」

地震の惨禍の巻。……まさに惨禍。 教会で地震に遭い、一人無事だったポルフィの目線から、帰る道すがらの村の惨状を見せられるところからもうキツいキツい。倒壊した家々、コリーナの壊れた人形、逃げ出してきた山羊。辿り着いた家はやはり全壊、そして膨れ上…

ポルフィの長い旅 #12 「運命の日」

井戸の水が涸れ、塗ったばかりのコンクリートにヒビが入り、動物たちは騒ぎ、ポルフィは予言者っぽいじいさんに会いと、完璧過ぎるフラグを立てて大地震がやって来た! 咲きそうなキョウチクトウ、やって来た給油機、生まれれてきそうなザイミス家の赤ん坊………

ポルフィの長い旅 #11 「ポンプとアイスクリーム」

工場の仕事は順調で、ついに念願のガソリンスタンドを入れることにしたポルフィ家。嬉しくて仕方がないポルフィは、ガソリンタンク用の穴を掘るのに夢中でザイミスとの約束を忘れてしまい、という話。自分との約束をすっぽかしたポルフィを、それでも立てる…

ポルフィの長い旅 #10 「夏の一日」

前回一緒に遊んだアメリカ人の子供たちがやってきて、今度は彼等がギリシャの遊びを体験するお話。なにはともあれ、全裸の男の子4人がくんずほぐれつ川遊びする姿が素晴らしかった。なんというサービス回! ところでミーナの描いた4人の絵が、ザイミスのだけ…

ポルフィの長い旅 #09 「新しい世界」

釘を拾うポルフィを轢きそうになったのは、駐留米軍のバーンズ大尉。そんな縁からポルフィパパの工場を米軍指定の修理工場にしないかという話が舞い込んで、米軍基地を訪れたポルフィとミーナがアメリカの文化に触れるお話。明るく綺麗な住宅、キャッチボー…

ポルフィの長い旅 #08 「真夜中の作戦」

工場にお客が来ないことに焦れたポルフィが、道に釘まき大作戦を決行! 名劇史上ここまで倫理観に欠けた主人公がかつていたであろうか!? ……まあ最終的には罪悪感から拾いに戻るわけですし、確かに家の為を思ってのことではあるんですが、それでも当座の飯…

ポルフィの長い旅 #07 「ポルフィの欲しいもの」

一家で街まで出て、ママと子供たちは映画観賞の巻。さあ映画が始まるぞ……って、本当に実写映像流した! しかも途中からフル画面で! やたらと長い! そのままCM入り! いやー度肝を抜かれました。EDクレジットには実写パートの情報がありませんでしたが、国…

ポルフィの長い旅 #06 「イタリアから来た少女」

修理工場にトラックを修理しに来たイタリア人の父子。娘のアレッシアを、ポルフィの家で夜まで預ることになります。気の強いアレッシアと天邪鬼なポルフィは、はじめは反発するものの、という話。 そんなわけでサブヒロイン登場回。きっとポルフィが旅に出て…

ポルフィの長い旅 #05 「ぼくたちのステーション」

修理工場を作り始めたポルフィの父。勉強なんかより修理工場作りの方を手伝いたいポルフィは学校を抜け出すものの、ザイミスやミーナと気まずくなってしまい。悪いことをしようとするポルフィを止めるのはザイミス、そのことで気まずくなっても自然と仲直り…

ポルフィの長い旅 #04 「ミーナの誕生日」

ミーナの誕生日に、村長さんから車を借りて家族でピクニックの巻。ピクニックの到着地が古代遺跡の劇場というのが、ギリシャらしくて良かったなあ。 穏やかで幸せな一家の様子を描く一方で、貧しい生活のリアリティもきちんと描写されているので、見ていると…

ポルフィの長い旅 #03 「父さんを迎えに」

バスで帰ってくる父を、ポルフィとミーナが町までお出迎え。町までの道行きの荒野、そして小さな港町の描写が情緒あって良かったです。視聴者はこの幸せな家族での生活がいつか壊れてしまうことを知っているわけで、父親が本当に帰ってくるのかどうか次第に…

ポルフィの長い旅 #02 「友達がやってきた」

ポルフィとミーナの寝室となっている屋根裏に、ある夜飛び込んできたフクロウ。ポルフィとミーナはそのフクロウにアポロと名前をつけて、友達になります。そんなわけで名劇定番、マスコット登場の巻。 2話目もポルフィたちの穏やかな日常生活描写がメイン。…

ポルフィの長い旅 #01 「父さんからの手紙」

復活して2作目、通算25作目となる世界名作劇場。舞台は第二次大戦直後のギリシャの寒村。車が大好きな少年ポルフィと妹ミーナ、そして母の3人が力を合わせて生活しながら出稼ぎに出ている父の帰りを待っている、というはじまり。貧しくとも夢を持ったポルフ…