ポルフィの長い旅 #14 「ぼくはミーナを守る」

ミーナのために自分が頑張らなければと、表向き明るさを取り戻すポルフィ地震後ふさぎ込んでほとんど喋らなくなってしまったミーナを連れて、崩れた家を見に行く話。
一家団結していた頃でさえ厳しかったこれまでの生活を充分に見せられているだけに、今のポルフィたちの無力さ、状況の悪さがヒシヒシと伝わってきて、胃にくる展開。けして冷淡ではないけれど、自分たちのことで精一杯でポルフィたちを助けてやれない村人たちの描写も上手いなあ。ミーナの異変が単なるPTSDなのか、頭を打ったことが関係してるのか、まだ分からないのも恐いところ。