ポルフィの長い旅 #16 「海の向こうへ」

港町でフラフラしているうちにイタリア行きの船に乗ってしまったミーナが、流れ者の一家に拾われるお話。この流れ者一家は、踊り子兼占い師のイザベラさんはともかく、その夫と親父がイカサマポーカーで食ってるというのは名劇らしからぬダーティ加減ですが、この時代の流れ者ってこんな感じなんだろうなあというリアリティがあって良いです。イザベラさんのお色気振りまきぶりも、テレビに映らないところでは夜のお仕事もやってそうな感じ。鶴ひろみはペリーヌから30年ですか。
一方ポルフィはこのままミーナを追って渡航の準備に入るようですが、とりあえず一度救護所に戻るという選択肢はないんでしょうか? こんなお別れではザイミスのみならず、いろいろ親身になってあげたエレナさんやバーンズ大尉も報われないよなあ。