2008-01-01から1年間の記事一覧

RD 潜脳調査室 #20 「その足で」

電脳化のための適性検査を受けに行ったミナモが、ハルの若い頃にそっくりな男と会うの巻。歩行訓練を始めたハルを見て、自分がハルの側に居る理由がなくなってしまうと危機感を覚えるミナモは、もはや周囲の誰もが分かっちゃうくらいに恋してるんだなあ。ま…

週刊少年サンデー 38号

田辺イエロウ「結界師」。陽動のデカブツは良守と氷浦が片付けるものの、その間に烏森本体に敵が取り付いてしまい。状況はにわかに緊迫してきましたが、それはそれとして、氷浦くんの行動が相変わらず色んな意味で妖しくて良いなあ。時音の背後に忍び寄って…

ポルフィの長い旅 #33 「傷だらけの少年たち」

浮浪少年のグループと出会ったポルフィが、リーダーであるグイードの口車に乗って自動車窃盗の片棒を担ぐの巻。ついに紛れもない犯罪に手を染めるポルフィくん。折角身につけた自動車整備の腕をこんなことに使うなんて……。騙されたことに憤ってましたが、反…

RD 潜脳調査室 #19 「巡る雫」

ジャングル探検後編、ハル大地に立つ!! の巻。本筋の方はいつもの説明不足、というよりメタル用語で衒学迷彩した短絡的な自然賛美の香りがして、ちょっと乗れなかったんですが、金子拓 (金子ひらく) 作監による、ホロンのうなじをまじまじと見つめるソウタの…

ポルフィの長い旅 #32 「ミーナとイザベラ」

ドイツ貴族の少年、ハインツと知り合いになったミーナ。ミーナがお気に入りなハインツを見たパパが、ハインツの遊び相手にとミーナを引き取ろうと言い出して、というわけで、ミーナとイザベラの深まってゆく絆を描写するエピソード。心暖まる話ではありまし…

ストライクウィッチーズ #05 「はやい、おっきい、やわらかい」

Bパート冒頭の水着シーンは、藻掻く手の仕草や髪の毛からして田中宏紀だと思いますが、水面越しに見える揺らぎの作画表現が圧巻の仕事。飛び込む水飛沫も上手いなあ。イェーガーの離陸シーン前後も田中宏紀でしょうか。

RD 潜脳調査室 #18 「ジュタの森」

いつもの面子プラス1が、近くの島でジャングル探検の巻。珍しく前後編でゆったりしたペースでしたが、ハルの足が動かないのが心因性であることが明かされたり、ホロンが人間くさくなってきたりと気になる伏線も。

セキレイ #06 「出雲荘花軍」

絵コンテ・演出・作監:斉藤良成。Aパートのバトルが、スピード感のあるアクションと過剰なエロスで見応えありました。味のあるコメディタッチの芝居や独特のポージングも楽しかったですが、全体的に普段よりは若干抑え目の演出だったかな。双子の横顔と正面…

週刊少年サンデー 36・37号

桜井亜都「アーティスト・アクロ」。「あんたのパンツが見たい!!!」というわけで、スカートめくりバトル勃発。素晴らしい発想だよアクロくん! 強がって負けフラグを立てたり、スカートに頭突っ込まれて恥じらったりするニコさんも表情が可愛くて良し。しか…

ポルフィの長い旅 #31 「この街のどこかに」

ついにミーナの手掛りを掴んだポルフィ。しかし宿屋で発生した盗難事件で無実の疑いをかけられて、宿屋の親父に監禁されてしまい。というわけで、ポルフィとミーナの第一次すれ違いの巻。まだ折り返し点を過ぎたばかりのこの時期に2人が再会できるわけがない…

二十面相の娘 #15 「少女探偵団」

8話以来の池畠博史演出回。Bパートの刺客相手の立ち回りが、ダイナミックなカメラワークに密度の高い作画、箒を上手く使ったアクション & トメさんのお色気とたいへん充実した内容で眼福でした。絵コンテ:タムラコータロー。全般にコメディ演出も綺麗に決ま…

乃木坂春香の秘密 #04 「変じゃないでしょうか…?」

スタジオコメットのグロスで池畠博史演出回。Bパート冒頭、酒乱先生のグネグネした絡み演技が素晴らしかったです。原画には沼田誠也、ならぬ召成三言。また……。 シャナコスプレで「うるさいうるさいうるさい!」とか「超人気美人声優の植田佳奈さん」とか、…

RD 潜脳調査室 #17 「ホーム@ホーム」

蒼井家一家集合、というか、蒼井家の女たちが持って生まれたその強運ぶりと鼻の良さをこれでもかと見せつけるの巻。太平楽なミナモの性格が、祖母や母ゆずりなんだということがよく分かるお話でした。 しかし強運な女たちとは対照的に、蒼井家の男共は会社で…

週刊少年サンデー 35号

椎名高志「絶対可憐チルドレン」。同級生の新キャラ、雲居悠理 (雲居雁) 登場。しかしチルドレンが揃って髪伸ばしたのに加えて新キャラもロングで、気がつけば中学生編はロングの娘だらけだなあ。ちさとも伸ばしたし。 桜井亜都「アーティスト・アクロ」。7…

ポルフィの長い旅 #30 「ローマの道しるべ」

ローマでミーナ捜しをはじめたポルフィが、タロット占いをしていたイザベラと出会うの巻。って、なに呑気に占って貰ってるんですかポルフィくん。ああせめて写真を見せておけば……。そんなポルフィを他所に、自分だけさっさとミーナと再会を果たしちゃうアポ…

RD 潜脳調査室 #16 「透明な力」

アイアンシュヴァルツの格闘AIを仕込まれたホロンタイプのアンドロイドの襲撃。原画に松本憲生、千葉崇明を投入し、Bパートのホロン vs. アイアンホロンからソウタ vs. アイアンホロンという、畳みかけるような長尺の体術アクション作画が眼福でした。ブン投…

週刊少年サンデー 34号

田辺イエロウ「結界師」。氷浦、墨村家に居候開始。志々尾や閃を始めとして、裏会絡みの人間はこれまでも大概おかしな奴揃いだったので、こうして見ると大して危険そうに見えないなあ。まあ裏があるのでしょうけど。 若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。「あほ…

霧恵マサノブ 「海宴」 (ヒット出版)

シリーズ第3巻にして、霧恵マサノブのリヴァイアサン・サーガここに堂々の完結。シリーズを引き継いだ連作短編形式の群像劇は、次第に正宗と小烏葵の恋愛劇を中心に回りはじめ、「海と神と贄の宴」前・中・後編でクライマックスを迎えます。そして衝撃の展開…

ポルフィの長い旅 #29 「手紙」

ローマの飛行場でポルフィを待ち構えていたバーンズ大尉。連れ戻しに来た……わけじゃないのか。ともかく、バーンズ大尉が持ってきたザイミスの手紙を読みながらこれまでを回想する総集編の巻。 ギリシャ編はかなり詰め込んだ内容でしたが、アレッシアにきちん…

週刊少年サンデー 33号

田辺イエロウ「結界師」。裏会本部からの増援、という名の刺客っぽい奴現る。裏会ももう敵なんだか味方なんだか分からんなあ。そういえば扇さん (達) は今頃どうしてるんでしょう。それはともかく、増援の話を聞いて嬉しそうに良守のところに飛んでくる閃ち…

RD 潜脳調査室 #15 「食」

メタルで美食を追求するあまり、現実での食事に耐えられなくなってしまった美食家たちの巻。メタルが生んだ悲劇というよりは、美味しんぼをパロディして、過度な美食追求の滑稽さを描く回だったような。 絵コンテ:安藤真裕、演出:許琮、作監:鈴木美咲なP.…

薬師寺涼子の怪奇事件簿 #02 「銀座クライムタワー (後編)」

初回も堅実な出来でしたが、2話目の今回がキャラ良し、芝居良し、アクション良しの良作画回でした。作監:佐々木敦子、総作監:谷口淳一郎、原画に向田隆。絵コンテは京田知己で、キレがあってかつ見やすいアクションと要所の広角が印象的。 OPは絵コンテ・…

Mission-E #01 「OLさん誘拐大作戦!」

どういう訳かネット局が大幅に変わって始まったCODE-E第2期。しかし内容の方はもっと変わっていた……。あの第1期をどう弄ったら強化スーツ系美少女アクションになるんだ! まあしかし溢れる80〜90年代センスはしっかり前作から継承していますし、キャッチーに…

ポルフィの長い旅 #28 「シシリアン・ラプソディ」

ジャックとモニカの幸せな婚約の一日。しかしその裏では、女子供たちの預り知らぬところで繰り広げられる、ファミリーの利権を巡る血みどろの粛清劇。ゴッドファーザー! まさか名作劇場でここまでぬけぬけとギャングドラマをやってのけようとは……! 本当に…

RD 潜脳調査室 #14 「波と風」

ミナモとおばあちゃんの電話で第1クールを回想する総集編、そしてミナモのダイビング初体験の巻。こうして並べてみると、やはり金子ひらく回は肉感が群を抜いてるなあ。Bパートのダイビングは、海中映像が実写だったのに唖然。こういうところに無駄な労力と…

ポルフィの長い旅 #27 「あなたに届けたい」

ポルフィくんの活躍?でアンドレ兄さんとジャック兄さんが和解し、恋人たちは幸せに。あらん限りの叫び声で告白するジャック兄さんの男意気に惚れました。懺悔室での密会を手助けする神父さんもいい人だったなあ。次回でシチリアを離れるようですが、3話サイ…

週刊少年サンデー 32号

田辺イエロウ「結界師」。新章開始で、東北で起こった大惨事に呼応する烏森の話。土地神殺しで首を取られた巨人とくると、「もののけ姫」のアレみたいな。強い結界師を欲しがる敵勢力ということで、時音の洗脳話とも繋がって、いよいよキナ臭くなってきたな…

セキレイ #01 「セキレイ」

原作未読。冴えない浪人生のところに空から爆乳ねえちゃんが降ってきて、服破れたりパンチラしたりしながらバトルロワイヤルという、たいへん分かりやすい第1話でした。 セブンアークス制作で、監督:草川啓造、キャラデザ:友岡新平という「いぬかみっ!」…

RD 潜脳調査室 #13 「もうひとつの海」

ミナモとまったりデートしながら、波留さんが自分の生い立ちを回想するの巻。思うように動かない自分の肉体に対する焦燥、しかしもうひとつの海=メタルに自分の活路を見出す波留さんということで、折り返し点に来ての立ち位置確認の回かな。

週刊少年サンデー 31号

桜井亜都「アーティスト・アクロ」。新連載54P。技巧 (スキル) という能力で不思議な現象を起こし、人々の心を震わせる「アーティスト」がいる世界。主人公は、幼い頃に出会ったアーティストの男に憧れ自らもアーティストとなった少年、アクロ。芸術の都を訪…