ポルフィの長い旅 #33 「傷だらけの少年たち」

浮浪少年のグループと出会ったポルフィが、リーダーであるグイードの口車に乗って自動車窃盗の片棒を担ぐの巻。ついに紛れもない犯罪に手を染めるポルフィくん。折角身につけた自動車整備の腕をこんなことに使うなんて……。騙されたことに憤ってましたが、反省するポイントが違うよ!
釘まき未遂事件のときもそうでしたが、ポルフィは社会の中で生きていくための分別や良識といった部分が未発達なんですよね。あの時叱り諭してくれた両親は既に亡く、止めようとしてくれたミーナやザイミスも側には居ない。旅に出てから10話余の間ずっと隠蔽されてきた、子供の一人旅というシチュエーションの暗部を次々と見せてくる展開だなあ。これぞ世界名作劇場の醍醐味とも言えますが。
イードがいきなりパズー声で喋り出したのには噴きましたが、今回のゲストは田中真弓