2009-01-01から1年間の記事一覧

週刊少年サンデー 12号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。教師は生徒に理想を見せ続けなければいけない、ジャンボ鶴馬のように! と説得する長瀬先生編最終回。いつもながらの見事なクライマックスだなあ。行くかと思わせて一度引き、最終ページで結着という構成も上手かったです。…

地獄少女 三鼎 #19 「雪月花」

華道の家元が死んだことで巻き起こる、血で血を洗う跡目争いの巻。死んだ家元の隠し子が乗り込んできて毒を盛ったり、意外な血縁が発覚して道ならぬ恋に苦悩したりと、中盤まででもう充分に火サス的濃厚さを発揮していたんですが、終盤の髑髏生け花で全部吹…

週刊少年サンデー 11号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。かつて行き過ぎた理想主義を押し付けて、バスケ部を崩壊させていた長瀬先生。今また生徒たちから孤立した長瀬先生を見て、桂馬が立ち上がる! というわけで一気に大詰め。教師攻略というポイントからはちょっと焦点がずれて…

地獄少女 三鼎 #18 「スペシャルレディオ」

深夜ラジオのDJに憧れ、投稿の常連になっている少女。同じ番組の投稿仲間と出会ったことから、番組の意外な裏側を知ってしまい、という話。てっきり放送作家の方を流して自爆するのかと思っていたので、投稿仲間の方を流すというオチに驚きました。作られた…

週刊少年サンデー 10号

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。将を射んと欲すれば先ず、という訳で二階堂先生から情報収集しようとする桂馬。どうやら高校バスケ部時代の2人には苦い過去があるようで。普段の攻略よりもだいぶスローペースに感じますが、これが教師は難関ということの実…

地獄少女 三鼎 #17 「藁の中」

山中の洋館に住む老婆からの依頼を受けたあい。自ら役目を志願した山童は、洋館に住む老夫妻と因縁があり……というわけで、ようやくの山童回。とにかくすっぽんぽんな山童さんが満載で、更には変なクスリを塗られて喘ぎ出したりするもんだから、これは素晴ら…

地獄少女 三鼎 #16 「誘惑の罠」

会社の事務員の娘と遊んであげるのが日課の根暗な男が、卑しい下心を持って自分たちに近付いてきたロリコンの同僚を地獄に流したら、新しく会社に入った美人になぜか好意を持たれて、という話。オチは途中で大体予想がつくのですが、杉田智和の朴訥とした青…

週刊少年サンデー 9号

飯沼ゆうき「いつわりびと空」。新連載55P。過去に自分の正直さを強盗に利用され一家惨殺の憂き目に遭って以来、嘘ばかり吐くようになった少年、空 (うつほ)。みなしごの里に引き取られたものの、今一度強盗に里を壊滅させられた空は、嘘で人を救う「偽り人…

週刊少年サンデー 8号

藤木俊「はじめてのあく」。自分に激しく執着してくるジローを、どうにかこうにか手なずけるキョーコ。しかし2人の言動は果てしなく周囲を誤解させていき……。サンデーお家芸とも言える見事なシチュエーションラブコメぶりで、結構なお手前でした。 若木民喜…

地獄少女 三鼎 #15 「兎と亀」

何事につけてもトロくて「亀」と渾名されている少女、うさぎ (CV:釘宮理恵)。それなりに友人たちともうまくやっていた彼女に突然彼氏が出来たことから、周囲との関係がこじれはじめて。周囲の人たちの、優越感から来る優しさの押し付け、自分の意思を蔑ろに…

地獄少女 三鼎 #14 「怨みの街角」

不運が重なって終電を逃がしてしまった優等生少女。新宿で始発待ちをしていたところをチンピラに助けられるものの、2人でホテル街を歩いていたところを写真に撮られてしまい、という話。話運びが雑だったのと、個人的に気に入らない正当防衛的地獄流しだった…

週刊少年サンデー 7号

田辺イエロウ「結界師」。必殺の覚悟で扇一郎の隠れ家に乗り込んだ正守。しかし当の一郎は既に惨殺されていて。やっと正守 vs. 一郎戦かと思ったのに! これまた絶妙な外しかたをしてくるなあ。しかし奥久尼までとは、惜しいキャラをまたもバッサリと。この…

週刊少年サンデー 6号

先週分。 藤木俊「はじめてのあく」。新連載54P。「こわしや我聞」の藤木俊がようやくの復活。ある日突然家にやってきたイトコの姉弟は悪の組織の残党で、悪の科学者をやっていた弟君の非常識極まりない言動に、振り回される主人公のキョーコ、という感じの…