地獄少女 三鼎 #19 「雪月花」

華道の家元が死んだことで巻き起こる、血で血を洗う跡目争いの巻。死んだ家元の隠し子が乗り込んできて毒を盛ったり、意外な血縁が発覚して道ならぬ恋に苦悩したりと、中盤まででもう充分に火サス的濃厚さを発揮していたんですが、終盤の髑髏生け花で全部吹っ飛んでしまった! 地獄流しがただのおまけだったよなあ。正直地獄少女でやる必要があるのかなあとは思いますが、面白かったからいいや。まあ長期シリーズならではのヴァリエーションではあります。
そしてラストには、閻魔あいがゆずきを2代目地獄少女に指名する爆弾発言。なぜゆずきなのかという話はこれからしていくのでしょうが (中学生で一人暮らししていることと関連するのかな)、とりあえずあいが地獄少女になったいきさつを考えれば、ゆずきにはこれまで以上にきつい展開が待ってそうだなあ。で、次回は……地獄博士!? 地獄少年回再び?