「紅」 #02 「溝と流れと」

真九郎が学校に行っている間の紫のお留守番ライフ & 2人で銭湯。ほぼ全編幼女観賞回。脚本も演出のテンポも作画も、2話目で失速するどころか1段ギアを上げてきた感じで、たいへん見応えがあって面白かったです。
初回以上に手間暇かけて、微に入り細を穿って紫の子供らしい仕草を拾っていく作画芝居は、もう素晴らしいの一言でした。脚本・絵コンテ:松尾衡、演出:信田ユウ・小坂春女作監:小丸敏之。執念の幼女芝居作画が、真九郎と暮らすことでの紫の変化と成長という、ハートウォーミングなお話にきちんと結実していたのも素晴らしかった。着替えといい風呂といい、このご時世にありえないくらい開けっ広げだったのも、これを観て問題だとか規制すべきとか言う奴はまず自分の性癖を疑えというスタッフの自信の表れなのかも。
ところで4号室には謎の変人、6号室にはスケベなお姉さんって、一刻館オマージュなのかしら。