天保異聞 妖奇士 #24 「後南朝幻想」

ちょっと君ら、打ち切りだと思ってやりたい放題やりやがって。怪獣大決戦どころか、もはや巨大ロボ決戦 (in 江戸時代)! いいぞいいぞ。
アトルが呼び出した巨大妖夷に変態仮面が搭乗。元閥がいつの間にか変態仮面側に回っていたり、妖夷についてのタネ明かしや変態仮面の正体、ソテさんの最期といったあたりを超高速で回しつつ、ロボ vs. 駁の決戦へ。バトル自体はあっさり終了したものの、往壓は人に戻れず、正気を失った妖混じりになっていていました。そんな往壓を叢雲の剣で刺し貫く元閥。「人を断つ剣に非ず」と言っていたので往壓自体は無事なんだと思いますが、こちらも衝撃の展開のわりに尺の関係であっさりでしたね。
展開が早過ぎて、タネを全部ベラベラ喋ってしまっていたり、キャラの感情が置き去りにされているのはまあ仕方のないこと。それでも単なる早回しには止まらずに、むくつけきおっさんが巫女姿で舞ったり、後南朝、天の叢雲の剣、「この上のお城」 (つまり前島聖天は江戸城=皇居の地下) とまたアブなげなネタもかまして、このチャンスに色々と発散している感じで悪くはないです。