RED GARDEN #20 「残された部屋」

展開が早い早い。製薬会社に忍び込んだエルヴェ・エミリオ組とルーラ一行。捕われのケイトを助け出す戦いの最中、エミリオが、ベンダー先生が、おじさんが次々と倒れて行きます。おじさんを殺害したエルヴェが実権を掌握し、残ったドロルをまとめて学園に乗り込む、といったところで次回へ。しかしエルヴェ以外は見るからに雑魚なんで、普通に攻めたらあっさり返り討ちに遭いそうですね。アニムス側の黒幕も満を持して登場。死ねない呪いを受けたお人形さんたちでした。
残り2話とのことなので、後は最終決戦ということになりそうですが、未だに4人が戦う理由がはっきりしてないのも興味を引くところです。4人に限らず、アニムスの面々は皆お人形さんたちのために戦わされているだけで、勝ったって「死なない」という他には別にいいことありませんし。その主たるお人形さんたちは「死にたい」がために手下たちを働かせているというひねり具合。
だいたいアニムスとドロル、どちらも2つの書を揃えたいと言いますが、呪いの書が揃ったときにどうなるのかもよく分かりません。どちらかの願いしか叶わないことになってるんでしょうか。とにかく、まだ1度や2度のどんでん返しはありそうなので期待。まあ結局学校が戦場になれば、否応なしに友達を守るために戦うのかもしれませんが。
日常パートでは、クレアと父親が和解。口だけではなく、子供たちのことを気にかけていた父親の真情を知り、態度を軟化させるクレアが実に良かった。一方父親の前で倒れたローズは、やはり医者に体温が低いことを指摘されていましたが、こんな伏線回収してる暇あるんでしょうか。