少年陰陽師 #12 「鏡の檻をつき破れ」

窮奇編結着。
彰子の入内前日、引き裂かれる恋人同士は、御簾越しに手を合わせてのお別れ。内裏に入ってもずっと自分を守って欲しいと言う彰子。それはつまり遠回しな不倫のお誘いという理解でいいですね? その夜、艱難辛苦の末に窮奇を倒し、朝、帰宅する途中に入内する彰子の行列を見送る昌浩。さあ人妻との道ならぬ恋が始まるぞと思いきや、家で彰子が待っていたという超展開。帝には替え玉 (道長の腹違いの娘で、「しょうこ」(彰子?) という名の、彰子 (あきこ) そっくりの子) を献上し、本物の彰子は素性を隠して晴明宅で引き取ることにしたとのこと。なんだそりゃ。いやまあ、少年少女向けにはこれが正しい展開だと分かってはいるんですが、しかしなんだか裏切られた気分です。
ともあれ、ハッピーエンドでいい最終回でした……って、まだ続くんだ。