ちょこッとSister #24 (最終回) 「ハッピー・クリスマス」

ストーリーとしての山場は前回越えたので、いつものノリに戻ってのエピローグ。クリスマスプレゼントに妹を貰ったところから始まったこのお話が、ちょうど一年たってクリスマスに終わるというのも、らしい終わり方でしょう。キャラ総登場で締め。いい最終回でした。
この目つきの悪い姉ちゃん誰だっけ、と思いましたが、1話でちょこを届けたサンタさんか。意外に近くに住んでたんですね。アパートでは、住人＋ゆりか、駆でクリスマスパーティ。オダエリまで登場して、最後にはみんなでねこにゃんダンス。ダンス回では踊っていない安岡さんが踊れていたのがすごく意外です。
最終回ということで、キャラデザ・総作監の北野幸広が初めて作監を担当。

総括

イロモノっぽい設定で萌え要素をあれもこれもと詰め込んではいますが、ストーリー面では良くも悪くも緩い作りで、変にひねったところもなく肩肘張らずに見られるいいアニメでした。それでいて終盤にはきちんと盛り上げるポイントも作りましたし。
ストーリーでぐいぐい引っ張るタイプではないので、作画があまり良くなかった序盤は欠点の方が目につきやすかったのですが、作画が軌道に乗った中盤以降は毎回楽しかったです。あと作画面では、アニメ版のキャラデザがあまり魅力的ではなかったという事情もあったのかもしれませんが、作監の個性が出やすいアニメで、毎回楽しみでした。
声優も良かったですね。斉藤桃子、釘宮理恵、水橋かおり、森永理科といった声優たちを、はまりすぎなくらい上手くキャスティングしていました。