kashmir 「百合星人ナオコサン」 1巻 (メディアワークス)

kashmir 2冊目の単行本。今年はなんていい年なんだ。
ある日みすずの家にやってきた、自称・百合星人のナオコサン。見た目少女だけど精神構造はおっさんで、とにかくちっちゃい女の子が大好きなナオコサンが、みすずたちと繰り広げる不条理でシュールな日々を綴るショートギャグ漫画。「百合」と題してはいますが、百合っぽいところは特にないです。単なるようじょ好き。
○本の住人」と比較するとより剥き身に近いkashmirなんだと思いますが、ようじょ、エロネタ (というより下ネタか)、オタネタを詰め込めるだけ詰め込んで発酵させたような感じ。なんにせよ劇物であることは確かです。一気読みするとラリっちゃうこと必定なので、3話くらいずつ、休み休み読みましょう。
初回特典のCD付き。だからこういう余計なオマケ付けるなと……しまった、不覚にも爆笑してしまった。「百合星人ナオコサン」の主題歌と挿入歌と称する洗脳電波ソングが大脳を直撃。作品内容を実に的確に表現した楽曲で、2曲聞き終わった頃には君も立派なようじょ好きに変貌。MOSAIC.WAVって、「最強○×計画」 (アニメ版「すもももももも」のOP) 歌ってるグループか!