天保異聞 妖奇士 #08 「狐芝居」

宰蔵が狐に化かされる話。往壓の話が一段落ついて、再び江戸風俗の紹介も取り入れながら、宰蔵の内面にフォーカス。宰蔵が抱えるコンプレックスを明らかにしていきます。
芝居小屋の出であり、御法度でありながら女の身で舞台に立っていた宰蔵。普段は男装していること、踊りが得意なこと等、宰蔵のキャラにきっちり肉付けされいて良かったです。特に男女早変わりがアニメとしての演出じゃなくて、宰蔵の特技だったというのは面白い。
何事もなかったように雪輪の世話をしていたアトル。今後もコンスタントに出てきてくれるなら嬉しいですが、ふらふら出歩くようじゃなんのために吉原に入れたんだか分かりませんよ。というか、禿とはいえ吉原の出入りは自由じゃありませんよね。まさかもう飛び出してきちゃったというわけじゃないでしょうけど。