RED GARDEN #08 「行きて愛せ」

生き返ることを目標に、前向きさを取り戻す4人。武器を選ぶ余裕もでき、怪人退治だってだんだんと日常の出来事になっていきます (いいのか?)。そんな中、次第に友人として打ち解け、結束を深めていく4人。これまでがこれまでだっただけに、ほのぼのぶりがたいへん和みます。
とはいえ、もちろんこんなことになる前だって悩みのない人生だったわけではなくて、取り敢えずの問題に一息つけば、それまでの問題 (グレースの中での人間関係だったり、アパートの家賃だったり) が見えてくるのだけれど、それでも過度に落ち込んだりはしない逞しさも身につけました。
今回の歌はクライマックスに4人でたっぷり。エンドロールで「歌パート演出」「歌パート作画監督」「歌パート原画」と、歌パートだけ別クレジットだったのに噴きました。力の入れようが窺えますね!

ルーズベルト

今回は久しぶりに学校の近辺の印象的な風景が出てきました。1話やOPを見た感じ、このへんは3D CG化してあると思うのですが、そのわりにあまり劇中に出てこないです。見晴しのいい画面は爽快さを生んでしまうので、あえて抑えていたのかもしれませんけど。今回の絵も素材は3Dかもしれませんが、カメラは動かしませんでした。
4人の学校があるのは、マンハッタン島とクイーンズの間にある細長い島、ルーズベルト島です。

島を横断している橋 (59th St Bridge) や、その脇でマンハッタン島とルーズベルト島を繋いでいるロープウェイも実在しています。島の南端にある廃墟のあたりに、学校が建っている設定のようですね。クイーンズと島を繋ぐ赤い橋 (Roosvelt Island Bridge) が、劇中ではマンハッタン島側に繋がっていて、位置ももっと南側にずれて、59th St Bridge に近くなっています。