週刊少年サンデー 51号

井上和郎あいこら」。すったもんだの末にお互いの気持ちを確かめ合うハチと天幕。しかしその影には弓雁の姿が。怖い、怖いよ! しかしここは是非、ライバルが居たことすら認識できなかった綾瀬さんの分まで頑張ってください。
鈴木央ブリザードアクセル」。六花さよならエピソード兼、忘れられかけていた寮のメンバーを思い出しましょう特集。そういや居ましたね、パンクっぽい男とか。あと、やっぱり小雪ちゃんはリンクに立った時だけ身長が伸びるんだな。
若木民喜聖結晶アルバトロス」。これにて打ち切りエンド。2006年1号開始ということで、ちょうど1年ですか。これでもBFよりは持ったんですね。お話については、まあまとめようもないのでこんなもんでしょう。ピジョンやシビアといった萌えキャラをちゃんと顔見せさせるという、若木らしいファンサービスは良かったです。理香が出てこなかったのが残念なくらい。
敗因は、まあ各論としてはいろいろ言えるでしょうが、根本的には週刊ペースが心身ともにきつかったということなんじゃないんでしょうか。萌えとバトルをうまく融合させつつお話を作っていくという作業が、短時間では上手く行かなかったんだと思います。作画も、荒れているのが味といえる画風でもないので、週刊では持ち味を生かせていなかった感があります。描き溜めたであろう序盤に見せた品質は本物なので、週刊にこだわらずに活躍の場を広げていってほしいと思います。幸いこの手のジャンルは主戦場が月刊誌ですし。ともあれ、お疲れさまでした。しかし巻末コメントが「これでしばらくゲーム三昧!」って、なんか嬉しそうですね。