くじびきアンバランス #05 「ともだちがかわるかもしれない。1点」

夏休み。蓮子が時乃の天然な無神経さに切れてビンタ。その後もみんなにツンツンしまくるお話。深夜アニメでこれはありかと思うくらいオーソドックスでベタな友情物語なんですが、キャラの心情描写は申し分ないですし、絵コンテも作画芝居もたいへん出来がよくて、素直に良かったねと思わせるいいドラマになっています。

「サイテー。悪気がないなら何でも許されると思ってるの?ズカズカ入ってきてズケズケ喋って、大っ嫌いよ!」
「何よ、何なのよその自信は!全員もれなくあんたのことが好きだと思ったら大間違いよ!」

フィクションの中では「キャラだから」で流されがちな天然キャラの欝陶しさを、正面から抉り出す蓮子のセリフ群が実に的確で、ハラハラしつつも妙に爽快な気分になります。
今週のビックリドッキリ山田メカは震電→いかだ (タイプ・タイタニック)。ついに疑問の余地なく胴体のない形状になっちゃいましたね。というか、人間型も山田の付け替え用胴体パーツの一つ、と考えるべきなのか。