レ・ミゼラブル 少女コゼット #37 「マリウスの誤算」

コゼットがパリを離れると聞き、もちろんイギリスまで逢いに行く金なんかないマリウスくんは大ショック。思い余って祖父ジルノルマンにコゼットとの結婚を許して貰いに行くものの、売り言葉に買い言葉であっという間に大喧嘩の巻。どちらかが少しでも譲ってあげれば済む話なんですが、強情で譲らないところは似た者同士、致し方ありません。
しかしなんですな、いくら急な話とはいえ、コゼットへのプロポーズとかジャンに変態ストーカーと思われている誤解を解くとかすっ飛ばして、いきなり結婚の許可を祖父に貰おうと突っ走るマリウスくんは相変わらずズレてて良いです。そしてマリウスに戻ってもらいたくて仕方ないのに、面と向かうと挑発するようなことばかり口にしてしまうジルノルマンの至高のツンデレぶりにも感動。いい性格してますよ2人とも。
一方でガヴローシュと生活に困窮したマブーフが接触。こんな2人でも共通の話題は革命のこと。ABCの友の会も蜂起に向けて動き出し、さあいよいよ気運も高まってきました。