アイドルマスター XENOGLOSSIA #20 「かえりみち」

大惨事の後。どうにか全滅は免れたものの、インベルは奪われネーブラは大破、テンペスタースはコア以外融解というまずい状況。唯一の良いニュースは真美が帰ってきたことで、斎藤桃子というキャスティングも絶妙でした。一方親友に裏切られ、かつインベルにこっぴどく捨てられたショックで壊れる春香。盛大に空回って周囲に迷惑をかけ、やよいに突き放され伊織とは衝突。まさにどん底です。
Bパートのやたらとハイになっている春香の異常さ・痛々しさ、それを見た周囲の各キャラの反応、特にやよいと伊織の心の動きを丹念に捉える演出が秀逸でした。ラスト、食堂で伊織とやり合うシーンの緊迫感はたいへんなものです。絵コンテ・演出:玉川達文。7年ぶりに目覚めた真美が、成長著しい亜美を認識できずにまずあずさを見分けるところや、精神年齢に応じて箸の使い方がなってないところなんかも丁寧な作りが良く出ています。

  • 「だって変なリボンつけた人がいるって亜美ちゃんか……」。おお亜美よ、お前もか。黒いキャラばっかだな本当に
  • 「私の飼い主は千早さんです」。ディープだ。インベル奪還の過程で春香が千早を殺すか再起不能にしてしまい、怒れる雪歩がラスボス化という流れでしょうか。OPの演出からすると最後には5体共闘しそうな雰囲気もあるんですが、残り話数も少ないしなあ