ヤングアニマル No. 11

若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ」。サタニック・エンペラー編クライマックス。ヘルヴェタを圧倒するクラウザーさん。淫語で埋め尽された見開きがインパクト抜群。そして燃えさかるステージに最後まで立っていた悪魔。この見開き2発に痺れました。
東雲太郎「キミキス」。明日夏編クライマックス。男子の試合に出場し、活躍した明日夏は強化選手に選ばれ海外へ。3ヶ月間のお別れに空港で熱いキスを交わす2人。しめくくりは濃厚に甘く。次回はNo. 14から、新ヒロインは次号発表とのこと。明日夏編全体としては、文句なく面白くはありましたが、やはり摩央姉編と比較するとインパクトが弱く感じたかなあ。リセットしているとはいえ、読者体験としては2度目ですからどうしても新鮮味に欠けるというか。そもそも明日夏編の場合、シチュエーションにお姉さんが教えてあげる的な倒錯性がなく、エロが弱めだったこともありますが。