週刊少年サンデー 24号

田辺イエロウ「結界師」。新章開始。裏会の内ゲバ話になるのかな？ 早速の夜未さん登場に大喜びで、今回の話は出番が多そうなので期待。しかしこの話、良守を絡ませていけるんでしょうか。
井上和郎「あいこら」。寮でハチと2人きりになった弓雁が猛烈アタック。押し倒してキス！ よし行け、やっちまえ！ ……でも根本的問題として、ハチは性欲に流されそうにないからなあ。行く先は無残な玉砕か、さもなくば黒化か。どちらにせよ、もう弓雁は今までのポジションには戻れそうもないですね。
椎名高志「絶対可憐チルドレン」。兵部のハードな昔話。ショタ兵部が可愛かったです。
飯沼ゆうき「正直たぬきとたからもののやま」。読切42P。けして嘘をつかず人を疑わない正直なたぬきの子と、人を欺き、殺して生きてきた男の出会い。よく出来た寓話。ストーリー面の完成度が高く、引き込まれます。いまどき衒いなくいいお話が描ける資質と、読者に偽善ぽさを感じさせない技量は、奈知未佐子を思わせますね。絵についてはたぬきが萌え萌え。