週刊少年サンデー 13号

田辺イエロウ結界師」。兄守が追っていたのは、元裏会幹部の無道さん。見た感じ素敵な変態っぽいので、松戸平介なみのパフォーマンスを期待しましょう。
大塚志郎「マリンハンター」。短期集中連載最終話。ちびっこのシジミが仲間になっておしまい。全体として、2話目の乳首券発行、チビキャラのシジミと、お色気・萌え漫画としてはそこそこのパフォーマンスを見せたと思います。反面バトル漫画としては、戦闘要員が主人公1人で、戦闘パターンが基本的にワンパンKOという単調さが気になりました。まあ全4話に収めるために、あえてお色気・萌え路線を前面に出したという事情もあったのかもしれません。絵柄の方は最後まで丁寧な作画でしたが、週刊連載でこの描き込みを維持するのは相当厳しいと思います。うまく省力作画に移行できるかどうかは未知数。それから、トーンを多用していますが、週刊少年誌の印刷では綺麗に出てない部分が多くて気になりました。単行本で見ればまた印象が変わると思いますが。あと、やっぱりどうしても唇に巨大ピアスという主人公の造形が魅力的に見えないなあ……。
椎名高志絶対可憐チルドレン」。レアメタルの産地……ナルニア共和国じゃないんですね。ロングヘアバージョンの薫がえらく可愛かったです。