地獄少女 二籠 #20 「乙女のアルバム」

百合女子高生、真里と樹里。かつては仲良く百合百合していた2人でしたが、とある事件をきっかけに樹里が地獄通信にアクセス、藁人形を使って真里を脅迫するようになり、というお話。
EDテロップを見る前に確信していましたが、高橋ナツコ脚本回。キャラの行動がいちいち狂っているナツコイズム全開です。しかし、3話の多恵ぽんほどにインパクトがあるキャラではなかったので、支離滅裂というナツコ脚本の悪い部分だけが前に出てきてしまった格好。
最終的に地獄流しを心中に使う点では、1期12話「零れたカケラ達」のバリエーション。藁人形を脅迫の道具に使っていたり、一目連がターゲットに盛大に干渉していたり (樹里の事故に深く関与しているという点で、地獄流しの直接の原因を作っている)、依頼人に糸を引く意思がなくても、依頼人の手を使って糸を引かせることで地獄流しが成立したりといった注目ポイントもあるにはあるんですが、あまり真剣にあれこれ考えても無駄なような気がします。