天保異聞 妖奇士 #14 「胡蝶舞」

前回から吉原に入り浸りな元閥、アビ。いいのかそんなことで。一方アトル (お馬) に目をつけた河鍋狂斎は果敢にアタックしますが、そうこうしているうちに不可解な殺人事件発生。狂斎が下手人として捕えられます。
火盗改めの同心と河岸見世の下級女郎との因縁、狂斎の奇癖、アトルを狙う南町奉行所の面々といったあたりがメインストーリーなんですが、今回はさながら吉原特集といった感じで、吉原の風俗描写に力点が置かれていました。吉原に生きる遊女の日常生活、生き方、当時の社会に置かれた立場。面白いです。かなり正確に描写されているように見えますね。
話の焦点が身内から外に移ったためか、多少話のノリが軽くなり、普通の時代劇っぽくなってきたような気がしますね。そのせいかどうか、奇士の面々はどんどんギャグキャラ化が進行中。隙あらばといった感じで弄られてます。