くじびきアンバランス #08 「むかしのことをわすれている。7点」

律子の誕生日に、アポなし突撃をかける時乃と千尋。誕生パーティーで律子の婚約が発表されます。この3人に焦点を絞った4話と同じく、シリアス演出回でした。
律子やその婚約者、織部千尋・時乃のクラスの差を強調していく作り。お金持ちをステレオタイプな嫌味な奴として描いたり、過剰なブルジョワ描写をしないところが、むしろ冷徹にクラスの差を表現していて上手いです。織部は育ちなりにコミュニケーション能力に長けた、出来た人間として描写されていますし、パーティーの描写も、やりすぎてギャグになってしまうような豪華さではなく、お金持ちのホームパーティーとして現実的なラインをちゃんと押さえています (使用人が多いですが、臨時かな)。
会長も脱ぐと意外にムチムチ…… 序盤ほどの動かし作画はなくなっているものの、作画は本当に崩れませんね。